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米国メジャーリーガーだったテッドウィリアム氏。
彼は2002年7月に肺がんにより法的には亡くなっている。 しかし、心停止の後、1972年にアメリカアリゾナ州に設立された冷凍保存会社ALCORに運ばれて 生物学的には生きている。(ちなみに彼のDNAサンプルは何者かにいくつか盗まれた。) 頭と体を離し(怖い・・)それぞれ液体窒素の中で-196度に保存。これは液体窒素の沸点(液体が気化する温度)である。がん治療が完成されるであろう未来に彼は生き返る・・というわけ。しかし、バラバラになった頭と体を上手くつくのかな?ぶるぶるっ。そして、然るべき未来で目覚めたとき、彼は何を思うであろう? 例えば、-50度やー100度であれば、細胞内の水が残り、生化学反応により、 細胞は死んでいく。-130度以下であれば、細胞内の水が消失し、細胞の長期保存が可能となるらしい。更に人体の細胞内の水を抜きとり、特殊な科学溶液を注入する。頭と体をそれぞれシリンダー缶?みたいな容器の中で冷凍保存する。 最新の科学技術では、心停止が起こっても、脳細胞が死ぬまでの数分間に特殊な処置をすれば、体や脳は”物理的は”に死ぬことはないらしい。勿論、それを望めばの話。現在100人前後の人がこの方法で保存されている。脳死問題もよく話題にのぼるが、この冷凍保存も、倫理上、宗教上の問題などで大変コントラバーシャルになっている。 実際、あるアンケート結果では80%のアメリカ人が反対を示している。 おおまかな最低費用(2005年現在 \100/$計算 ALCORのばやい)を調べた(暇人です): 体の保存:1,500万円 頭の保存:800万円 外国人の場合:250万円 年会費:4万円 申し込み費用:1万5千円 というわけで、 日本人の場合は2500万円~3000万円前後ということか。 おいおい、新築戸建が買えるぞ(^^;) 注意:米国の場合は費用の大部分が保険で賄われているらしい。 仏国から来た枯れないお花プリザーブドフラワーはご存知か? 生花とドライフラワーの中間だな。 クララは一時興味があり作り方を習おうと思ったことがある。 しかし、その製作過程の画像が自分的には怖かった(><) 植物の水分を抜き、科学液体を注入するのだ。 ドライフラワーがいわばミイラならば、 プリザーブドフラワーは冷凍保存人間に近いものがあるのかな? この花を見る目が変わりそうな予感な(^^;)クララでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月20日 22時56分45秒
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