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カテゴリ:つれづれ
私が退職してまもなく一年、今度は私の仕事を引き継いだ後輩も退職しました。
二人で延々2時間、職場の話をしました。 二人とも、会社がイヤで辞めたわけではないから、 自分たちの古巣のいいところも、悪いところも、客観的に話すことができます。 職場を離れたとたんに、客観的に見えるものなのです。 今、残っている人たちは(相変わらず)モチベーションが低い状態らしい。 忙しすぎて身も心もボロボロになりつつある人も多いのです。 だからよく、会社の子たちが、私の店に話をしにやってきます。 ちょっとした”オアシス”状態です。 そして後輩とこんな会話。 後輩 「いま、みんなパッション(情熱)がありませんよねー」 私 「私も最後はなかった・・・」 後輩 「私は、ありましたよ、こう見えても」 私 「私はこう見えても、昔はすごい情熱的だったのよ。辞める直前の私は、どんな風に見えた?」 後輩 「情熱、というより、”愛情”を感じました。」 私 「・・・」 そっか。と彼女の一言で気がつきました。 私って、職場に対して、もはや希望とか情熱とかを忘れかけていたけど ”愛情”をもっていたのだな、と。 たしかにそうでした。 職場も、同僚や仲間も、好きでした。今でもたぶんそう。 だから・・・ 実は、元上司と後輩と食事をした次の日、会社のことが妙に恋しくなっちゃって、無意識に昔の職場まで車を走らせてしまったのでした。 そういう気持ち、って「愛情」だったんだ・・・ 後輩の一言に、 なんか妙に納得して、スッキリして、うれしかったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 18, 2006 02:19:57 AM
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