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カテゴリ:生活・インテリア
「一瞬の風になれ」は、陸上に携わった者には、 涙もんの本だったんですね。 遥か彼方のあの感覚が蘇ってきました。 鼻水をかむ時間も惜しく、鼻にティッシュを詰め、読み進めました。 スタートラインに立った時のドキドキ感で、心臓が、バクバクし、 リレーの時のバトンの合図と手の感触。 暫くの間、読み終えてしまった事が、 とても残念に思う位。 あの本の中で、連君、新ちゃんと走っている自分がいて… 物を書く人って凄いです。 取材だけで、細かな体感や心情まで、表せるんですから。 そうそう、って他人には言った事もないような細かなコトが。 本屋大賞を受賞したという事は、 陸上経験者でない人にも支持されたという事ですよね。 そこが、ちょっと不思議。 地味で、部員数も少なく、あの経験を熱く話せる相手など、 大人になってから、周りに殆どいない「陸上」。 自分でも忘れていた感覚を思い出させてくれてこの本に感謝!! たまには、こんな体内から湧き出てくるような思い出の中にいるのもいいもんです。 読み終えて、数日経つのに、醒めてほしくない夢の中にいるようで (すいません。これって完全に自己陶酔の世界ですね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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