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カテゴリ:もの申す
今日も円安を受けて、日経平均は8000円をかろうじてキープ。
終値で415円近い下落となった。 オバマ次期大統領の政策の規模が大体見えてきて、大発会以来オバマユーフォリアでの株価上昇に待ったがかかったのだろう。 我が国に目を向けると、2兆円をただ単にばらまいて、どうぞ消費して下さいだって。 小馬鹿にしているにもほどがある。 確かにのどから手が出るほど給付金は欲しい。 だが、2兆円もあればもっとましな政策を打てるだろうに。 雇用対策、公立学校の耐震化補強工事、次世代エネルギー開発などなど。 小渕内閣時代に、地方振興券なんてのがあった。 もちろん世紀の大愚作だったが、支持率だけは上がった。 自民・公明党に勘違いして欲しくないのだが、これは発足当時から支持率がもともと低かったからであり、予算案など他の政策をきちっと通したからの事だ。 自民、とりわけ公明党は上記の幻想に現を抜かしているだけのことだ。 景気、つまり「気」を回復させるには、将来の展望が明るければ財布の紐が多少ゆるくても家計は納得できるのである。 間違っても、目の前に餌をぶら下げられたあげくに、数年後に餌を減らすとなれば誰だって身構えるのだ。 もっと国民に明るい将来を期待したいが、麻生太郎じゃ無理だろうなぁ。 というわけで、麻生内閣の間は日経平均が自律反発することはないな。 外部要因頼みということだ。 もっと抜本的な株価対策をしないと、さらに雇用も家計も厳しいぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.15 18:13:25
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