Clear Gray

今日、設計の課題の授業がありました。

今回の課題はコミュニティーセンターです。
その提出が、来週に迫っているのです。



私は「たまり場」として機能するコミュニティーセンター
…みたいなコンセプトでやっているんですけど。

外観的には、今回はコルビジェ(という建築家)風にしようと思って。

彼の代表作の、サボワ邸(という家)を意識して、
設計を進めていたんですけど。


ちょっとマニアックな話なんですけど、
コルビジェには、５原則というものがありまして。

１.自由な平面
２.自由な立面
３.横長連続窓
４.ピロティ
５.屋上庭園

が、その５つで。

で、コルビジェを参考にするにあたって、
この５原則も、コッソリ意識してたんですよ。。。



で、中間発表の時。

私の図面を見た二人の先生が、
ここのピロティはべつにいらないんじゃない？
って口をそろえて突っ込んできて。


え～。。。だって、コルビジェなのに。。。

とか思いながらも、まぁ、これが絶対ではないし、
ないなら無いでいいか。。


とかって、勝手に納得してたんですよ。
で、ピロティなくしちゃったんです。
５原則を気にしてるとか、言わなかったんです。



そしたら、今日。
エスキス（作品を先生にチェックしてもらう事）をしていた時に、
屋上庭園は別に無くてもいいんじゃない？
って先生が言い出して。

ふと気が向いて、その事をチラッと言ってみたんです。


そしたら、先生。
めちゃくちゃ食いついてきました。

あ～それは気づかなかったな！！！
それを聞いちゃうと…そっか、ピロティ欲しいね！
屋上庭園も造らなくちゃいけないね！！
そっか、５原則か～
うん、いいねぇ。

と、意気揚々と、図面を(勝手に)いじりだしました。


え、先生、今から変更ですか？！
だって来週最終提出ですよ？？？？


と言ってみたものの。
やっぱり変更にすることになりました。


だって。


ほかの課題もテストもあって忙しいから、
正直、今更あまり変更したくなくて。

先生がイロイロ案をだしくれて、
どう？どう？とノリノリだったんで。
私もつい、だったらここはこうした方がいいじゃないですか？
とか言っちゃったりして、二人で盛り上がっちゃったんです。



でもやっぱり、どう考えても忙しいから、
このままでもいいやとか思って。

まぁ、ちょっと検討してみます。
と、最後に伝えたんですよ。



そしたら、先生。

「来週の講評会のときに、
　もし屋上庭園とピロティがなかったら、がっかりするなぁ～」

と、意思のこもった強い目で、
先生がじっと私を見つめてきたのです。。。。


う。。。。


思わず、
分りました、必ず直してきます。
と言ってしまいました。


なんていうか、
眼力に負けました。



まぁ、最初にやりたかったことが出来るので、
うれしいといえば、嬉しいんですけど。

忙しいのになぁ～大丈夫かなぁ～

という感じです。




最近風邪を引いてしまって、
月曜からそれが悪化してしまって。

薬を飲みつつ、だましだましやっているのですけど。

本当に大丈夫かしら～。。。
あ～。。。。