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カテゴリ:映画
「ヒダルゴ」は馬の名前で、「オーシャン・オブ・ファイヤー」という過酷な耐久レースの実話です。 これはなかなか面白かったです。 大作です。 ~勝ち残ったものは巨額の富と名声を手に入れ、敗れたものはただ死あるのみ。千年の歴史を誇るレース『オーシャン・オブ・ファイヤー』に参加する資格を持つのは、王の血族と高貴なる血筋を持つアラビア馬のみ。その史上初の”例外”となるフランク(ヴィゴ・モーテンセン)とヒダルゴの行く手に待ち受けるのは、オアシス一つない死の砂漠=ルブアルハリ、一瞬にして町を消滅させる砂の悪魔=ジニス、毒の母を意味する流砂地獄=ウルアイサミム、そして、猛威を振るう大自然よりも恐ろしいのは、人間の邪悪な野望だった…。~ 公式サイト紹介文より。 ヴィゴはアラゴルン(「ロード・オブ・ザ・リング」)で登場のときは「なんてカッコいい役者さんなんだ!」と思いましたが、この映画ではけっこう地味。 レース自体が血統書つきともいえる伝統のレースに初めてカウボーイ!とムスタング!(野生馬)が参加するので、個人的にはアメリカくさいとっぽい演技(例えば若かりし頃のハリソン・フォードみたいな)もありかと思いましたが、ヴィゴはそんなものとは無縁に上品で寡黙なカウボーイを演じていました。それ自体がこの作品のカラーとなっています。 登場する馬がまたどれもこれもカッコいいです。 美しい。 アラビア王族の文化も興味深いですし、スペクタクルシーンも見ごたえがあり、長尺にもかかわらず私は繰り返し見てしまいました。 不思議な魅力がある作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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