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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:フォーミュラ1
トップタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。合計で139周を走行し、午前中にソフトタイヤで1分16秒904を記録した。 2番手タイムは、フェラーリのテストを担当したアントニオ・ジョヴィナッツィ。この日最多となる149周を走行し、午前中にハイパーソフトタイヤでトップから0.068秒差の1分166秒972をマーク。 3番手タイムは、マクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスが記録。終了間際にトップから1.135秒差となる1分18秒039を記録。タイヤテストを実施したストフェル・バンドーンは10番手タイムだった。 4番手タイムはケビン・マグヌッセン(ハース)が同じくハイパーソフトで1分18秒274を記録。マグヌッセンは午後にターン3とターン4の間で停止し、2日間で最初の赤旗中断の原因となった。 5番手タイムはフォース・インディアの開発ドライバーを務めるニキータ・マゼピン。今回のテストではピレリのタイヤテストも並行して行われ、マクラーレンとフォース・インディアがタイヤテストを実施。タイヤテストを実施たニコラス・ラティフィは13番手タイムだった。 6番手はルノーのリザーブドライバーを務めるジャック・エイトケン、7番手はザウバーのシャルル・ルクレール、8番手にはウィリアムズのロバート・クビサが続いた。 トロロッソ・ホンダは、午前中にショーン・ゲラエルが走行を83周を走行して12番手タイムを記録。午後の走行を担当したピエール・ガスリーは開始がやや遅れたが、最終的に39周を走行して9番手タイムとなる1分19秒410を記録。チームとして合計で122周を走り込んだ。 レッドブルは、シミュレーター開発ドライバーのジェイク・デニスが走行を担当。74周を走行して11番手タイムを記録した。 1番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス) 「今日はかなり興味深い一日だったじ、非常にスムーズにプログラムを終えることができた。先週末から良いベースラインがあったし、そこに別のセットアップで試したり、通常のレース週末よりも大きめに変更を施してみた。シルバーストーンやポール・リカールも同じくらいスムーズな路面になるはずなので、タイヤに関する情報もいくらか集めた。今日またクルマに乗れて楽しかったし、来週、モナコで走るのを楽しみにしている」 2番手:アントニオ・ジョビナッツィ (フェラーリ) 「かなり多くの周回数を重ねたタフな一日だった。でも、本当に楽しかったね。昨日のザウバーでの走行を除けば、公式テストセッションでは昨年のアブダビから走っていなかった。様々なことを試したり、異なるタイヤコンパウンドで走行するなど興味深いプログラムだった。テストは生産的だったし、シミュレーターと相関させるための大量のデータを収集することができた。フェラーリのステアリングを握るのはいつだって特別なことだし、最高の気分になれる」 3番手:ランド・ノリス (マクラーレン) 「今日は全開での予選走行やレース仕様でのドライビングが重要なのではなく、空力テストの方がより重要だった。クルマをコース上にとどめておくことも必要だったけど、そこはうまくできなかった。ターン12のエントリーで少しスピンを喫してしまった。でも、大したことではなかったし、チームのために一貫性を持ってテストを完了できたと思う。次のモナコに持ち込むアップデートもあるし、今後のレースで重要になってくるものも試した。2つのスペックには間違いなく違いがあった。いろんな意味でポジティブだと思うけど、まだ以前の方がポジティブだと言える部分もあるし、その2つを組み合わせることができればクルマはもっと速くなる。基本的に、ダウンフォースは増加しているし、それは高速コーナーのターン1、ターン2、ターン3でプッシュする自信を与えてくれるので良いことだね。全体的に間違いなく前進している。F2からF1に乗るのは今でもかなり大きなステップだし、慣れるのに少し時間がかかる。改善し、取り組んでいかなければならない部分はたくさんあるけど、それでもクルマはかなり乗りやすい。自信をもってスロットルを開けていけるし、まだ限界にい達しているとは思っていない。今回のテストは僕にとってこのクルマの最新版と新しいパワーユニットを味わうとても良い機会だった。チームに自分の力を見せられたことも良かったと思う。でも、僕にとってはラップタイムを刻めることを見せるよりも、学習と成長を続けるためのチャンスになったし、レース週末を通してストフェルとフェルナンドの2人からたくさんのことを学ぶ機会だった」 4番手:ケビン・マグヌッセン (ハース) 「今日は良い一日だった。主にはタイヤに関するアイテムをテストした。興味深いものがたくさんあった。もちろん、最後にちょっとした問題が発生して、残りを走れなくなったのは残念だけどね。今もまだ調査中だ。でも、全体的には良いマイレージを稼げたし、特にタイヤについて多くのことを学べたので良い一日だった」 5番手:ニキータ・マゼピン (フォース・インディア) 「クルマに乗れるのはいつだって嬉しいし、僕は常にプロとして最高の状態でいれらるように努力している。前回、VJM11をドライブしたのは冬だったので、コンディションはまったく違っていた。今のクルマはかなり感触が良くなっているし、最初の瞬間から、チームが成し遂げてきたポジティブなステップを感じることができた。シミュレーター作業によるリファレンスポイントがあったので、すべてがまったく新しいわけではないけど、プレシーズンテストに比べるとはるかに一貫性があったし、ドライブしやすくなっていた。今日のプログラムは主にソフトとハイパーソフトを使ったロングランとショートランを実施した。午前中に小さな問題があって、思っていたほど多くの周回を重ねることができなかったけど、午後に埋め合わせることができた」 6番手:ジャック・エイトケン (ルノー) 「今日は近代F1クルマを初めてドライブできたし、本当に良い経験だった。午前中、かなりスムーズにスピードに乗れることができたし、素早くクルマに順応できることに少し驚いた。多くのプログラムがあり、忙しい一日だったけどね! プログラムはかなりうまくいったし、チームも僕も一日を通してたくさんのことを学ぶことができた。全体として、多くの周回を重ねて分析するためのデータを大量に集めることができた。最高の一日だったし、満足している」 7番手:シャルル・ルクレール (ザウバー) 「僕たちにとって生産的なテスト日だ。今シーズンはここで多くの時間を過ごしているので、このコースにはだいぶ慣れている。冬季テストもここだったし、先週末にはグランプリもあって、これが今シーズン3回目のテストだ。様々なクルマセットアップや新しい空力パーツをテストしたた。異なるタイヤコンパウンドで走行し、その挙動をさらに学ぶのは興味深かった。走り込んだ周回数には満足している。多くのデータを集めることができたし、ここから学び、その知識を今後のレースに生かしていきたい」 8番手:ロバート・クビサ (ウィリアムズ) 「収集したすべてのデータを分析し、ダブルチェックしていくことになる。ドライビングという点では興味深い一日だったけど、データを見たり、そこから何を得ていくかを考えなければならないので、ファクトリーにいるみんなの方がもっと興味深いと思う。限られた時間の中で問題を修正していくためのベストな方法を見つけだす必要がある。24時間で取り組んでいるようなことではないからね。助けになれることがあれば喜んでやるし、常にベストを尽くしていくつもりだ」 9番手:ピエール・ガスリー (トロロッソ・ホンダ) 「午後はいくつか問題が起きたために39周しか走行することができず、僕にとっては静かなセッションとなった。走行はあまりできなかったけど、いくつかのテスト項目をこなして、マシンの改善につながる解決策も見出すことができた。このテストで興味深いデータを得ることができたと思うし、これからは次戦のモナコでのレースに集中したいと思う。第二の故郷でのレースがとても楽しみだ!」 10番手:ストフェル・バンドーン (マクラーレン/ピレリテスト) 「今日は良い一日だったし、相対的に短い時間だったけど、多くのラップを走れた。ピレリのタイヤ開発を手助けするためのテストだったけど、僕としてはまたクルマに乗って、セットアップを調整することなくいろんな変更に対処していけたので、良かったと思っている。間違いなく有益な経験だった。今日の走行も貴重だった。今日は旧スペックに戻していたので、2つのパッケージを比較してその感触も確認することもできた。同じ条件で、新しいパッケージに投入された改善やクルマパフォーマンスに与える影響を確認することができた。アップグレードは本来の挙動を見せているし、今週末も前進できたという実感がある」 11番手:ジェイク・デニス (レッドブル・レーシング) 「RB14での初日はかなりうまくいった。僕が慣れているGTレーシングからは大きなステップなのは確かだけど、スピードにもグリップにもかなり素早く慣れることができたし、最終的には予定していた走行をすべて終えることができた。午前中のセッションはとてもスムーズに進んだし、午後はかなりの多くの周回数を重ねることができたのは、その部分は良かったと思う。シミュレーターと現実の違いを適切に理解するために様々な変更を施していけたのは有益だった。マックスとダニエルを支え、より現実的にしていけるように、ミルトンキーンズに戻ってからもやるべき作業はいくつかある。それでも、全体的にはとても満足しているし、チャンスをくれたチームに心から感謝している。またすぐにRB14に戻れるといいね!」 12番手:ショーン・ゲラエル (トロロッソ・ホンダ) 「今日の午前は、僕にとってとても長いセッションになりました。マシンに乗っている時間が長く、83周も走行することができました。昨日はあまり走行できなかったので、今日はとても楽しかったです。トロロッソはとても興味深いアイディアで開発をしていて、今後のレースにおいて有効なデータが取れたのではないかと、とても満足しています。レースシミュレーションの実施に貢献できて光栄でした。このテストで得たデータが今後マシンをより速くしてくれることを願っています!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.18 06:00:12
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