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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:フォーミュラ1
第20戦ブラジルGPで16番手からスタートしながら11位に終わったブレンドン・ハートレー 「今日のレースは僕のF1のキャリアの中でもベストなパフォーマンスだった」 という走りを披露したものの、ポイント獲得はならなかった。 チームメイトで9番手からスタートしたピエール・ガスリーはスタート直後に8番手にポジションを上げたものの、その後ダニエル・リカルド、ケビン・マグヌッセン、セルジオ・ペレスに抜かれ、ポイント圏外に脱落した。 「今日はハースとフォース・インディアにはまったく歯が立たなかった」と語った。 ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターも 「一発のタイムを競った土曜日の予選ではガスリー選手がトップ10に入りましたが、レースではトップ10を守りきれなかっただけでなく、前を走るドライバーたちからも離されてしまいました。ロングランでのペースの遅さが、今日のすべて」と首を傾げた。 なぜ、トロロッソ・ホンダは日曜日になって突然ペースが遅くなったのか? その原因のひとつがタイヤのマネージメントだった。 「いろんな要素があると思いますが、タイヤがブリスターを発生させていたことは事実です。天気が良くなり、路面温度も高くなると予想していましたが、結果的にバイブレーションが起きるくらいひどいブリスターを発生させてしまった。どのようにマネージメントすれば良かったのか、考える必要があります」 ガスリーはそのひとつの要因として、パワーユニットの性能差を挙げる。 「メルセデスやフェラーリのパワーユニットを搭載しているチームはストレートが速いから、コーナーではペースを落としてタイヤをいたわることができるんだ。そんな彼らに僕らが追いつくにはコーナー区間しかないため、そこで無理をしなければならず タイヤがオーバーヒートして、ブリスターが起きやすくなるんだと思う」 田辺TDも「パッケージとして、われわれはトロロッソとともにやるべきことはたくさんある」と前置きした上で、こう語った。 「ホンダとしてメルセデスとフェラーリに対して現時点で大きくパワー差をつけられていることは真摯に受け止めなければなりません。来年に向けては継続して開発を続けていくしかありません」 ザウバーのシャルル・ルクレールが中団グループのトップとなる7位に入賞したたため、コンストラクターズ選手権で8位のザウバーとの差は3点から9点に広がった。それでも、田辺TDは「最後まであきらめずに戦います」と語り、こう続けた。 「今回の結果をチームも解析しますし、われわれのほうも、今回トップスピードが伸びなかったという点を踏まえて、PUのパフォーマンスをもう一度、見直し、最終戦には持てる力を最大限に発揮できるように準備をして臨みたいと思います」 津川哲夫さんがいつも解説で話されてますが”トロロッソSTR13は ルノーパワーユニットを前提に設計されたマシンを 急遽ホンダ用に変更したため、設計の前提が変ったことで、マシンの性能を100%出すのがピンポイントになってる”という部分が出てきたように思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.11.13 19:19:26
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