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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:フォーミュラ1
「ストレートでブレーキを踏んでいる限り、確かにブレーキングは良かった。だが、ターンインを始めると同時に、あの小さなホイールがバタバタと上下動を始めて、ブレーキを緩めざるを得なくなった。そうしないと、そのタイヤにフラットスポットができてしまうんだ」 「いつから気になり始めたのかは忘れたが、それがあのクルマの一番の問題だというのが、私の最終的な結論だった。当時はアンチロックブレーキもなかったから、前輪のひとつが宙に浮くたびにそういう状況に陥った。アンチロールバーの効きが前後で均等ではなかったのかもしれないが、本当のところは分からない。あのクルマはフロントのキャンバーが絶えず変わってしまうほどだったのに、彼らは走るたびに調整するだけで、補強などの対策は何もしなかった。技術的な細かい話までは憶えていないんだ」 「ひとつ憶えているのは、ものすごくコントローラブルだったことだ。おそらく、ロングホイールベースであると同時にショートホイールベースでもあったからだと思う。極端に言えば、ストレートでも4輪ドリフトに持ち込めるほどで、しかもクルマを完全にコントロールすることができた。弱点はよく壊れたことだね。フロントサスペンションユニットは、走るたびにキャンバーを修正する必要があった。剛性不足で全体が曲がったり、しなったりしていたからだ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.12.12 22:30:55
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