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カテゴリ:ラリー
シリーズ唯一のフルスノーイベントであるラリー・スウェーデン。タナクは競技2日目を総合2番手で終えると、16日の競技3日目にペースアップを果たし、SS16を終えた時点で54.5秒の大量リードを築いていた。 ラリー最終日、「今日の敵はドライバーではなく、トリッキーなコンディション」と語るタナクは、リスクを避けた走りに徹し、SS17をステージ5位、SS18をステージ9位で駆け抜け、リードを48.8秒として最終ステージに臨んだ。 8.93kmの行程で争われたSS19、タナクは5分15秒1のタイムを記録してステージ優勝。ボーナスポイント5点を奪うとともに、最終的に53.7秒のリードで2019年シーズン初優勝を飾った。 タナクにとってはキャリア通算7勝目で、自身初のラリー・スウェーデン制覇となった。走行を終えたタナクは「素晴らしい週末だった。最終ステージもいつもどおり全力でアタックすることだけ考えたよ」と語った。 トヨタは、これが2019年シーズン初優勝。ラリー・スウェーデンはシリーズに復帰した2017年以来の制覇となった。 競技最終日、エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)とティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)の一騎打ちになっていた総合2位争いは3秒差で逃げ切ったラッピに軍配。シトロエン移籍後、初の表彰台を獲得した。ヌービルは総合3位だった。 総合4位はSS17で失速してポジションを落としたアンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)が獲得したほか、総合5位はエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)、総合6位はクリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)が獲得している。 ドライバーズランキングは優勝したタナクが47点で首位、7点差でヌービル、16点差で王者セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)に。 マニュファクチャラーズランキングでは、TOYOTA GAZOO Racing WRTが58点でランキング首位。2位のヒュンダイとは1点差、3位のシトロエンとは11点差となった。
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Last updated
2019.02.18 06:04:27
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