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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:フォーミュラ1
ここまで無理して、開催の必要があるのか?
3月8日、バーレーン・インターナショナル・サーキットは声明を発表し、2020年シーズンの第2戦バーレーンGPを無観客レースで開催することが明らかになった。 現在世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、国内外を問わずモータースポーツ界にも様々な影響が及んでいる。F1においては、第4戦として開催が予定されていた中国GPの延期が決まっていた。 3月13〜15日に予定されている開幕戦オーストラリアGPは現時点で開催予定であり、オーストラリアのスコット・モリソン首相は、イタリアからの旅行者がメルボルンに到着した際には厳格なスクリーニングを行うことを発表した。 そんななか、バーレーン・インターナショナル・サーキットは新型コロナウイルスの感染状況を把握するため、F1バーレーンGPのチケット販売を一時的に中止する措置をとっていた。しかしながらこの度の決定により、観客をサーキットに入れないかたちでグランプリを開催することが明らかになった。 バーレーン・インターナショナル・サーキットが発表した声明は以下の通りだ。 「国際的なパートナーや王国の国家保健特別委員会と協議して、バーレーン は、今年のバーレーンGPを参加者限定のイベントとして開催することを決定した」 「F1開催国として、サポーターとレースファンの福祉のバランスをとることは重要な責任だ。Covid-19(新型コロナウイルス感染症)が世界中で継続的に普及していることを考えると、一般に公開され、数千人の世界中の旅行者や地元のファンが近くで交流できる主要なスポーツイベントを開催することは、現時点では正しいことではない。しかしこのスポーツと世界中のそのサポーターたちが不当に影響を受けないことを保証するために、レースの週末自体はテレビ放映されるイベントとして行う」 「Covid-19の症例を予防、特定、そして(感染者を)隔離するためのバーレーンの早期の行動は、これまで極めて成功を収めている。このアプローチにはウイルスに感染した人を特定する迅速で積極的な対策が含まれており、その圧倒的多数は、飛行機で国内に移動した人に関連している。積極的な社会距離戦略は、ウイルスの拡散を防ぐ効果をいっそう高めた。だが当初の計画通りにレースの開催が進めば、それを維持するのはほぼ不可能だった」 「大勢の人々、とりわけ国際的なF1カレンダーの礎となるこのイベントのために移動を予定していた人々がこのニュースを聞いて失望することを我々も理解している。しかし安全は最優先事項でなければならない」
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Last updated
2020.03.08 20:24:39
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