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テーマ:バイクレース(574)
カテゴリ:MotoGP
2020 Moto2開幕戦で優勝した長島選手のインタビュー。
20周で行われた決勝では14番手からスタート。序盤からオーバーテイクしつつポジションを下げることなく、レース半分を回った時点では7番手まで浮上。そこから4番手まで追い上げるが、15周目には2台にオバーテイクを許してしまう。 しかし、16周目に4番手に返り咲き、翌周は3番手と表彰台圏内に。ラスト3ラップの18周目にトップに立つと、残り2周はトップを譲らず13台抜きを達成し、キャリア70戦目で初優勝を果たした。 日本人ライダーとしてMoto2クラスの優勝は、2017年第12戦イギリスGPの中上貴晶以来の快挙。そしてカタールは、250ccクラスに代わり新たにMoto2クラスが始まった2010年の初戦で富沢祥也が勝利を挙げた場所でもある。 長島はレース後のパルクフェルメで 「祥也は僕にとって兄弟のような存在です。レースを始めたころ、僕たちはいつも一緒にいてたくさんのことを教わりました。彼がここで勝ったときのことはよく覚えています。祥也と同じ場所で初優勝できたことは信じられないです。祥也、家族、チーム、スポンサーに感謝したいです。とても幸せです」と喜びを表した。 表彰式後に行われたトップ3会見では 「まるで夢のようです。昨日の予選では小さなミスを犯し、グリッドはパーフェクトではありませんでした。スタートからハードにプッシュするのは難しかったです。去年は表彰台に近づきましたが、表彰台に立つことはできなかったので、全てを忘れてプッシュしました」と語った。 富沢については 「彼はヒーローのような存在でした。3歳のとき、彼とポケバイをはじめたから、彼のことは良く知っています。ポケバイやミニバイクで一緒に走り、そして彼がMoto2に行くまで全日本ロードでは同じチームで走っていました」とコメントした。 「優勝したことがまだ信じられません。チームに感謝したいです。チームは僕らが協力し始めた時から僕のことを信頼してくれて、優勝できるようにと本当に懸命に仕事をしてくれました。これがMoto2での初優勝なので本当に嬉しいです。最初のセッションから僕らはレースに向けた準備に取り組み、最終的にはその努力が実を結びました。完璧な週末でした。翔也や中上さんが届かなかったタイトルを狙いたいです。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.10 06:38:03
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