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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:フォーミュラ1
30歳、オーストラリア出身のリカルドは、レッドブル傘下のドライバーとしてトロロッソのテストドライバーを務めた後、2011年半ばにHRTからF1デビュー。2012年から2年にわたりトロロッソで走った後、2014年にレッドブルに昇格した。この年には4度の世界チャンピオンであるベッテルより優れた成績を収め、2018年までにレッドブルで7勝を挙げた。 2018年末の契約終了をもって、ルノーに移籍したリカルドだが、パッケージの向上が予想ほど進まずに苦戦、2019年の最高位は4位にとどまっている。 リカルドは、ルノーとの2年契約を終えた後、他チームと契約するのではないかと推測され、フェラーリ行きのうわさもあったが、結局マクラーレンに移籍することとなった。 リカルドが2019年以降のチームを検討している際に、マクラーレンからもオファーがあったものの、当時のマクラーレンはパフォーマンス不足であり、リカルドはルノーを選択した。 しかしマクラーレンは2019年に大きく向上、2021年にはパワーユニットをルノーからメルセデスにスイッチすることも決まっており、さらなる進歩が期待される。 ルノーのダニエル・リカルドが2021年よりマクラーレンF1チームに移籍し、それに伴いカルロス・サインツJr.がチームを離れることが明らかになった。これについてマクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンと、チーム代表のアンドレアス・ザイドルが、チームの公式サイトにコメントを寄せた。 マクラーレンは、3年の年月をかけてチームが再び優勝できるようにと立て直しを図っているところだ。ブラウンはリカルドの加入について、この長期計画にとって朗報だと述べた。 「ダニエルと契約することは我々の長期計画おけるもうひとつのプランであり、ランドとともにチームに刺激的な新しい一面をもたらしてくれる。これはチームやパートナー、そしてもちろん我々のファンにとって、素晴らしいニュースだ」 またザイドルも、F1での優勝経験を持つリカルドの加入は大きな後押しになると語った。 「ダニエルは才能あるレースウイナーであり、彼の経験、献身、そしてエネルギーは、隊列の先頭に復帰するという我々の使命とマクラーレンにとって重要な後押しになるだろう。ダニエルとチームメイトのランドとともに、ファンを興奮させ続け、チームの成長を支援することができると信じている」 リカルドの加入に伴いマクラーレンを離脱するサインツJr.は、2019年にチームに加入。第20戦ブラジルGPでは最後尾からスタートしたものの猛追を見せ、他のドライバーのペナルティもあって自身初の3位表彰台を獲得する活躍も見せた。またこの年、マクラーレンは中団勢トップとなるコンストラクターズランキング4位を獲得した。 そんなサインツJr.に対し、ブラウンとザイドルは以下のように賛辞を送った。 「我々のパフォーマンスを取り戻す計画において、カルロスがマクラーレンのために行った素晴らしい仕事について賛辞を送りたい。彼は真のチームプレイヤーであり、彼の将来がうまくいくよう願っている」(ブラウン) 「カルロスは本当のプロフェッショナルであり、協力できることを嬉しく思う。今年も彼とともにレースへ向かうことになる。彼がマクラーレンを去ってからも、彼のキャリアにおける次のステージでうまくいくように願っている」(ザイドル)
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Last updated
2020.05.14 21:45:22
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