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2020.07.21
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カテゴリ:フォーミュラ1

「サスペンションが壊れちゃってる」とピットに戻ろうとするマックス・フェルスタッペン。
エンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼは「グリッドだ!!」と無線を飛ばす。
メカニックたちがマックス・フェルスタッペンのマシンを押してダミーグリッドに到着したときにはフォーメーションラップまで20分。
昨年まではフォーメーションラップのスタート3分前までにタイヤを装着しなければならなかったルールは、新型コロナウイルスの影響による一連のルール変更で5分前に変更されている。
フェルスタッペンのメカニックたちにまったく諦めの表情はない。マシン修復を完了させ、フォーメーションラップ開始の25秒前にレッドブル・ホンダF1のメカニックはタイヤウォーマーを外してグリッドを離れた。



クリスチャン・ホーナーは
「マックスは終わったと考えてピットに入るつもりだったが、TVの映像で主にプッシュロッドとトラックロッドのダメージであることが見て取れたので、グリッドにマシンを持ってきてもらった」と語る。
「今日、マックスのマシンのメカニックの全員が素晴らしい仕事をしてくれた。20分でマシンを修理した。通常では1時間半はかかる作業だ」
「彼はとてもラッキーだったが、我々は残り25秒でホイールの装着まで完了させることができた」
マックス・フェルスタッペンは、メカニックの働きに応えるように、見事なスタートを決め、2台のフェラーリ、そしてレーシングポイントのランス・ストロールをかわし、7番手から3番手へポジションアップする。そして、4周目にタイヤを換え、ストロールの前の2番手でコースに復帰。そのままポジションをキープして、最後はバルテリ・ボッタスの猛追を抑えて0.7秒差で2位表彰台を獲得した。





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Last updated  2020.07.21 20:12:16
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