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テーマ:バイクレース(574)
カテゴリ:MotoGP
10月24日、2020年MotoGP第12戦テルエルGP MotoGPの予選がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)がMotoGPクラスで自身初のポールポジションを獲得した。MotoGPクラスに参戦する日本人ライダーのポールポジションは、2004年第16戦バレンシアGPで玉田誠(Camel Honda)が獲得して以来の16年ぶりの快挙!!
予選Q1は気温21度、路面温度31度にまで上昇した。Q1から予選に挑むのはドヴィツィオーゾやジャック・ミラー(プラマック・レーシング)、P.エスパルガロなどの面々である。 セッション前半のアタックでは、ミラーどP.エスパルガロが1番手と2番手につける。そして残り時間5分からの後半のアタックでは、まずブラッド・ビンダー(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が4番手に浮上。続いてP.エスパルガロがタイムを更新するが、ミラーのトップタイムには届かず2番手タイムにとどまる。 しかし、P.エスパルガロはさらに翌周にもタイムを刻んでいく。P.エスパルガロは1分47秒701を記録し、ついにトップに浮上した。 チェッカーが振られた後の最後のアタックでは、A.エスパルガロが2番手タイムをマーク。しかし直後にヨハン・ザルコ(エスポンソラーマ・レーシング)がそのタイムを更新して2番手に浮上した。最終的にP.エスパルガロとザルコがQ2進出を果たし、ザルコはQ2に進んだ唯一のドゥカティ勢となった。チャンピオンシップでランキング4番手につけるドヴィツィオーゾは7番手に終わり、17番手から決勝レースを迎える。 予選Q2は、セッション前半にビニャーレスがトップ、中上が2番手タイムをマーク。中上はさらにその翌周のアタックで1分47秒072を叩き出し、トップに立った。2番手にはモルビデリ、3番手にはザルコがつけて、各ライダーは後半のアタックに向けてピットイン。 後半のアタックでは、ビニャーレスがタイムを更新するものの、4番手。そんななか、中上は最後のアタックで1分46秒882を叩き出した。このタイムを誰も更新できず、中上がポールポジションを獲得。最高峰クラスで初のポールポジションを獲得した。自身としてはMoto2クラスで2017年シーズン日本GPで獲得して以来のポールポジションとなった。また日本人ライダーのポールポジションは、2004年にバレンシアGPで玉田誠が獲得して以来の16年ぶりの快挙となる。 2番手には、最後のアタックでタイムを更新したモルビデリ。中上に0.063秒差の2番手だった。3番手は前戦ウイナーのリンス。4番手はビニャーレスで、5番手にはザルコが食い込んだ。クアルタラロは6番手だった。
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Last updated
2020.10.24 23:35:36
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