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2020.11.16
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カテゴリ:フォーミュラ1

F1トルコGPのレーススチュワードは58周に渡った決勝レースを終えて、ピット出口の白線を横切ってコースに戻ったとの疑いが掛けられていたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに関する調査を終えて、お咎めなしの裁定を下した。
FIAレースディレクターを務めるマイケル・マシは、フェルスタッペンがFIAインターナショナル・スポーティング・コード(ISC)付録L第5章4節およびレースディレクターズ・ノート第18.1条に違反した可能性があると報告。これを受けてスチュワードはレース後、複数の映像証拠を検証して、フェルスタッペンに対して何らの処分も科さない事を決定した。
通常、この違反行為は5秒のタイムペナルティの対象となる。仮に制裁が科されていれば、フェルスタッペンは1.6秒落ちでフィニッシュしたチームメイトのアレックス・アルボンとの順位が入れ替わり、6位に後退する可能性があった。
ディレクターズ・ノートには「ISCの付録Lの4章(第5節)の規定に基づき、ピットを出る際、ドライバーはピット出口の白線の左側を維持しなければならない。また、ピットを出る車両の一部がこの線を越えてはならない」と定められている。
スチュワードはフェルスタッペンへの処分を見送った理由として「33号車がピット出口とコースとを隔てる白線を完全に越えた事を証明する決定的な証拠がなかったため」と説明した。





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Last updated  2020.11.16 06:27:30
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