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2020.12.07
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カテゴリ:フォーミュラ1
2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サクヒールGPの決勝が12月6日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスがF1初優勝を果たした。
バーレーンでのダブルヘッダーの2戦目は、サーキットが位置するサクヒール地方から名前をとってF1サヒールGPとして開催。F1で48個目のグランプリ名となる。
1週目はインターナショナルトラックが使用されたが、2週目は全長3.543㎞の外周を利用したアウタートラックが使用される。ブレーキングを行う“コーナー”と呼べる場所は4か所となる。今年中止となったモナコに次いで2番目に短いレイアウトで開催されるF1サクヒールGPは、305kmの公式最小距離を確実にするために87周のレースとなる。これは今年のグランプリの中で最多周回数となる。


また、先週末のレースは日没前にスタートが切られる“トワイライトレース”だったが、今週のF1サクヒールGPはバーレーンで初めて日没後にスタートする“ナイトレース”が行われる。ピレリは、F1サクヒールGPに先週と同じC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ハード)を持ち込んでいる。
7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスに感染して欠場。王者不在のレースとなった。
メルセデスは代役としてウィリアムズのF1ドライバーのジョージ・ラッセルを起用。ウィリアムズはジャック・エイトケンがF1デビュー。さらに先週末のF1バーレーンGPで大クラッシュを喫したロマン・グロージャンが欠場し、ハースF1はリザーブ兼テストドライバーのピエトロ・フィッティパルディがF1デビューを果たしている。
日曜日のバーレーンは風が強く、ダミーグリッドへと向かうレコノサンスラップではコース上に砂が舞う状態。現地時間20時10分。気温24度、路面温度27度のドライコンディションで87周のレースはスタート。
オープニングラップから波乱。ターン4でシャルル・ルクレールが止まり切れずにセルジオ・ペレスに接触。その事故を避けようとしたマックス・フェルスタッペンがグラベルに逃れるがそのままウォールにクラッシュ。ルクレレールとフェルスタッペンがリタイアする。
レースは、ラッセル先頭、ボッタス2番手で進行して楽勝ムードが漂うが、62周目のジャック・エイトケン(ウィリアムズ)の単独クラッシュで導入されたバーチャルセーフティカーで波乱。メルセデスはダブルストップを行うが、2番目に入ったバルテリ・ボッタスの左フロントタイヤの交換に時間がかかり5番手まで後退。さらにジョージ・ラッセルがミックスドセット(ドライバー間のセットを間違う)で再ピットインして5番手まで順位を落とす。ボッタスはミックスドセットによってタイヤを交換できなかった。さらにその後、ジョージ・ラッセルはタイヤがパンクしてピットイン。15番手まで順位を落とす。
優勝はレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス。1970年のベルギーGPのペドロ・ロドリゲス以来、半世紀ぶりに表彰台でメキシコ国歌が流れた。オープニングラップのインシデントで最後尾まで順位を落としたペレスだが、結果的にそれによるピットインでのタイヤ交換が奏功。メルセデス勢の自滅によってトップに立つと、2位に10秒の差をつけてトッでチェッカー。194戦目にして10回目の表彰台でF1初勝利。史上110人目のウィナーとなった。来季のF1シートが決まっていないペレスの目には涙が光った。



レーシング・ポイントとしても初優勝。チームとしては2013年のジョーダン時代のブラジルGPでのジャン・カルロ・フィジケラまで遡る。チームメイトのランス・ストロールも3位に入り、レーシング・ポイントとして初めてのダブル表彰台を獲得した。
2位にはルノーF1のエステバン・オコンが入り、F1初表彰台を獲得。214人目の表彰台登壇者となった。
​​​以下、4位カルロス・サインツ(マクラーレン)、5位ダニエル・リカルド(ルノー)、6位アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、7位ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、8位バルテリ・ボッタス(メルセデス)、9位ランド・ノリス(マクラーレン)、10位ジョージ・ラッセル(メルセデス)。マクラーレン、ルノー、メルセデスがダブル表彰台、ホンダF1勢は2台が入賞。優勝が見えていたジョージ・ラッセルにとって悔しい(?)F1初ポイントとなった。
もしかして 優勝だった・・・・・
メルセデスチームも普通のチームだったとういうところ。

苦節10年の末 掴んだ栄光 なのに来シーズンは何​​
処に?










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Last updated  2020.12.07 19:07:26
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