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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:フォーミュラ1
土曜日の予選の解説で、図らずも 浜島裕英さんが
「メルセデス・ハミルトンとレッドブル・フェルスタッペンがいなくなると、面白いレースになるんですねを実践してしまう形になった 2020年F1最終戦アブダビGP 中東3連戦の最後となるF1アブダビGPはヤス・マリーナ・サーキット。無観客でレースは開催された。 太陽の下でスタートし、日没をはさんでナイトレースへと移行するグランプリであり、日没の暗さを避けるため、人工照明はスタート時から点灯される。ピレリは、ヤス・マリーナ・サーキットにC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)と最も柔らかいコンパウンドを持ち込んでいる。決勝ではハードとミディアムのいずれか1セットを使う。 すでにドライバーズ選手権ではルイス・ハミルトン、コンストラクターズ選手権ではメルセデスが1位、レッドブル・ホンダが2位を確定されているが、それ以外はまだ流動的な状況。ドライバーズ選手権2位、コンストラクターズ選手権3位という残りの最上位をかけた戦いが繰り広げられる。また、最終戦ということで、移籍が決定しているドライバーらにとっては現所属チームにとっては最後のレースとなる。 前日の予選から 絶好調のレッドブル・フェルスタッペンがスタートからトップを維持。スタートを決めると、そこから全ラップをリードしてレースを支配。ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目、通算10勝目。レッドブルとして今季2勝目、ホンダF1エンジンとしては今季3回目の勝利となった。 最終ラップでダニエル・リカルド(ルノー)がファステストラップを記録しなければ、史上最年少グランドスラムというところだった。チームメイトのアレクサンダー・アルボンも堅実なレースで4位入賞を果たした。 2位にはメルセデスのバルテリ・ボッタス、3位にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢が続いた。MGU-Kに不安要素があったことでペースを上げることができず、ハミルトンは最後にアレクサンダー・アルボンまで1.572秒差まで迫られた。
メルセデスはコンストラクターズ選手権7連覇、ドライバーズ選手権ではルイス・ハミルトンが7回目のタイトル、バルテリ・ボッタスもランキング2位。15回のポールポジション、13勝という圧倒的なシーズンとなった。レース終了後にはハミルトンとボッタスがドーナツターンを披露した。 5位にはランド・ノリス、6位にはカルロス・サインツが続き、マクラーレンはコンストラクターズ選手権でレーシング・ポイントを抜いて3位でシーズンを終えた。 7位のダニエル・リカルド(ルノー)はファイナルラップでファステストラップを記録。8位にはピエール・ガスリー(アルファタウリ)、9位にはエステバン・オコン、10位にはランス・ストロール(レーシング・ポイント)が続いた。 レーシング・ポイントでの最後のレースとなったセルジオ・ペレスは、新しいパワーユニットコンポーネントを投入したことで最後列からスタートしたものの、10周目にMGU-Kのトラブルでリタイアに終わった。それでもレーシング・ポイントはコンストラクターズ選手権4位を維持した。 アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは11位でフィニッシュ。ホンダF1は最後のレースを3台入賞で終えた。 フェラーリはシャルル・ルクレールが13位、セバスチャン・ベッテルが14位。今年フェラーリは1回もトップを走らずにシーズンを終えた。(1987、1992年に次ぐ3回目) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.14 06:39:42
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