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2021.01.05
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カテゴリ:フォーミュラ1
年末・年始を迎えて大きな話題が持ち上がった。
ルイス・ハミルトンが、いまだどのチームとも契約してないことが判明。
このままだと 浪人になってしまうかもしれない。

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が昨年末に発表した2021年のF1暫定エントリーリストにはメルセデスのドライバーとしてハミルトンの名前が記されているものの、メルセデスとハミルトンとの契約は2020年末で切れてしまっており、いつ両者が最終的に新たな契約を結ぶことになるのかはまだわからない。
最近、2020年シーズン終盤にメルセデスが年俸5000万ドル(約51億4000万円)という条件でハミルトンと契約を結ぶ用意をしていたものの、メルセデスの親会社であるダイムラーがそれに待ったをかけていたようだとの報道も行われている。
そして、最近の情報によれば、メルセデスはハミルトンに対して年俸4000万ドル(約41億1000万円)とF1タイトルをとった場合にはその10パーセント相当額のボーナスを支給するという案を提示したものの、ハミルトンがその条件を蹴ったとも言われている。
メルセデスF1チームの代表兼CEOであるトト・ヴォルフはハミルトンとの交渉が3月初旬に行われるF1公式プレシーズンテストの直前まで長引く可能性もあると示唆している。だが、伝えられるところによれば、ダイムラーのオラ・シャレニウス会長はできる限り早急にハミルトンとの契約を結ぶようヴォルフにプレッシャーをかけているようだ。
シャレニウスは、もしもハミルトンとの契約がまとまらなければ、現在レンタル移籍のような形でウィリアムズに所属しているジョージ・ラッセルをメルセデスに引き上げても問題はないとの考えを持っているのだという。
実際のところ、2020年のF1第16戦サヒールGPに新型コロナウイルス感染により欠場となったハミルトンの代役としてメルセデスから出走したラッセルが素晴らしいパフォーマンスを披露したのは記憶にも新しいところだ。
うわさによれば、covid-19の影響により世界中が厳しい財政状況に陥っている中、ダイムラーはあまりにも高額な報酬を要求するハミルトンの姿勢を好ましいものとは受け止めていないようだ。
メルセデスも新型コロナウイルスによる大きな打撃を受けており、今後大幅なコストカットを行うことを明らかにしているが、こうした中、今後メルセデスとハミルトンとの契約交渉がどのように展開されていくのかにも大きな注目が集まりそうだ。





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Last updated  2021.01.05 16:51:31
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