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2021.06.03
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カテゴリ:2021WSBK
SSレース2の中盤以降、雨がまた降り始めた。SSのレーサーはほとんどはフロント:インターミディー、リア:レインの組み合わせが多かった。ただレース終了時には雨も止み、SBK レース2時にはダンプ状態で行えるくらいに回復しているように見れた。
ホンダ監督のレオン・キャミアはSSのクルーゼルに路面コンディションを尋ねる。またチャピオン ジョナサン・レイはジュニアチームのルーカス・マヒアスが集めてきた情報から、アレックス・ロウズと共にレースで使用するタイヤを選択した。
上位勢ではただ一人、スコット・レディングがスリックのソフトを付けて、大博打を打って来た。本人曰く「昔、世界選手権でインターで苦々しい出来事が続いた。だからそれ以来、スリックかレインの選択しかしないんだ。」とのこと。
 
スタート
ウォームアップ終了時リナルディがインターからスリックへ交換のためピットインする。

SPレースでの上位9名は順位通りにグリッドに付く。

PP:ジョナサンレイ 2位:アレックスロウズ 3位:ギャレットガーロフ 4位:チャズデイビス 5位:ファンデルマーク 6位:ラズガットリオーグル 7位:アルバロバウティスタ 8位スコットレディング 9位:野佐根耕汰

ホールショットを奪ったのはレイ。ガーロフ、ロウズと続く。
第7ターンでデイビスが転倒する。
転倒したデイビスは再スタートし、ピットで修復を受ける。


3周目第14ターンでガーロフが無理やりレイの内側に入り込み、2台はコースアウト。




レイはマシンをまっすぐに保ちグラベルからコースに戻る。突っ込んだガーロフは転倒。再スタートを切る。
レイがコースに戻った位置は、5位。スリックを履いたレディングの直前。

レディングは、スタート時順位を下げていたが、周回を重ねるうち、ドライラインができ始め、レディングが他車より1秒以上速いペースで周回していた。

6周目いよいよレディングのトップグループの追い抜きが始まる。最初に抜かれたのはレイ。バックストレートで軽々と抜いていく。7種目にロウズ、ラズガットリオーグルを抜き、トップのファンデルマークもバックストレートで抜き、独走態勢になっていく。
2位争いが白熱し、ファンデルマーク、ラズガットリオーグル、ロウズ、レイ、サイクスで争われるが、徐々にサイクスが遅れる。
ファンデルマークが少しづつ後続を離しつつある。中間地点でレディングが3秒強2位以下をぶっちぎる。
ファンデルマークーレイーロウズーラズガットリオーグルーサイクスで周回をしていたが、12週目 2位のファンデルマークのラップタイムが下がり始めると、後続のレイ以下がファンデルマークを飲み込み、2位争いのバトルが再燃する。14週目満を持したレイがファンデルマークを抜き、単独の2位走行に移っていく。



3位はファンデルマークーロウズーサイクスの争いになりラズガットリオーグルはタイヤがもたず大きく遅れた。
17週目 ロウズが抜けだし3位。サイクスとファンデルマークの争いはサイクスが前に出て抑え切った。



レディングは久々の快走となった。













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Last updated  2021.06.03 21:37:22
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