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2021.09.22
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カテゴリ:2021WSBK
​​​​​​​​​​​​​​​​#2021スーパーバイク世界選手権​​ 第9戦カタルーニャ​​​
第9戦から第11戦まで 3週連続開催される今年のシリーズ。この3戦で今シーズンのチャンピオンの行方が決まると言えそうなほど、シリーズのトップ2が抜け出ている。

そんな中で始まった第9戦。好調を維持するトプラク・ラズガットリオーグル。ヤマハ発動機60周年記念カラーのマシンを途中に走らせる余裕を見せながら、トップタイムを出し続ける。

一方のジョナサン・レイは、今シーズンのニューマシンとタイヤのマッチングが出ず、FPでのトップタイムは記録できず。路面がウェットになると、テクニックの差で上につけるも、ドライになると苦しむ状況は、ここ数戦と変わらず。

今シーズンから参戦しているヤマハ 野佐根航汰。耐久時代に走った経験のあるコースでは、ドライだとトップ勢には離されてしまうが、ウェットになると、トップ10に必ず来るというくらいにまでにアップしてきている。

​スーパーポール予選​
予選になると『予選マン』がいつものように現れるが、今回、ラズガットリオーグルがトップタイムを出した後、ひとしきりタイムが出なかったが、『予選マン』トム・サイクス(BMW)が、いつものように顔を出してきた。すぐ後にレイが最速を出して、終了かと思いきや、最後にサイクスが逆転しポール獲得となった。


​レース1​

​午後になって、天気が急変。路面コンディションがウェットとなり、各車、セッティングに悩むこととなる。全車レインタイヤをチョイス。​
ウォーミングアップ走行が始まる。あろうことかヤマハのガーロフがリアを滑らせ、転倒。マシンをピットに戻せないほどの状態に。事実上のリタイアとなる。

​​​​​ガーロフを除いた21台がスタートを切る。
PPのサイクスと4位のレディング(赤丸)は遅れ、ラズガットリオーグルが抜け出す。後方では野佐根(白丸)が抜群のスタートを見せた。
1コーナーまでは距離があるので、ポジション取りでレイが野佐根の後ろで入って行く。

1周目を廻ってくると
遅れたと思われたレイが、先頭で戻ってくる。この二人の後ろにバッサーニ、リナルディが争う。この時点でウィナーがこの中から出ないとは誰も思ってなかった。

徐々にレイが逃げ始める。



​野佐根航汰、サイクス、レディング、ハスラムで争う。が この中からレディングが抜け出す。野佐根は徐々に遅れる。​




レイは後続に3秒のマージンを稼ぎ、逃げに入るかと思われたが、6周目から2位のラズガットリオーグルが、0.3~0.5秒づつ詰め始める。
10周目とうとうラズガットリオーグルがレイを捕えた。

トップ争いに目を奪われがちだが、その後ろで、ドゥカティのバッサーニ、リナルディ、レディングが3,4,5位を固めていた。


​ラズガットリオーグルがレイを抜く。すぐ後ろにバッサーニが迫り、上位争いはレイが下がって行く中、ラズガットリオーグルとバッサーニのバトルに。​

レイはタイヤのグリップダウンが激しく、後続のリナルディ、レディングにパスされる。またレディングのペースが良く、バッサーニを一気に追い抜いた。

残り6周 トップ快走中のラズガットリオーグルにマシントラブル発生。リタイアしてしまう。

気付けばドゥカティの1-2-3体制になった。

最後にレディングがバッサーニを追い抜き、チェッカー。

2012年以来のドゥカティ1-2-3で幕を閉じたレース1








​スーパーポールレース​
前日までとは違い、晴天ドライコンディションでの戦いとなった。
BMWのサイクス、ファンデルマーク両選手は、セッティングが上手く出ず、10周のレースも苦労の予感。
レーススタート
サイクスは遅れるが、レディングはベストスタートをきり、ラズガットリオーグルと並んで1コーナーに入る。
ジョナサン・レイは割り込めず、3番手でレースを始める。


レイは一瞬のスキをついて、2位に上がり、ラズガットリオーグルとのマッチレースに持ち込む。
後方ではBMWの2台がそれぞれに戦列を離れた。


​​​​​​​​


マッチレースのようになり、レディングは付かず離れずの距離にいる。

4周目に入るターン11でマヒアスとデイビスが絡む。
​デイビスが結構 深刻な状況となりレッドフラッグ。​
気を失うほどのクラッシュであったため、デイビスは病院へ送られた。


再スタート決定し、周回数は5周。まともなレースになるかどうかが心配される。
マヒアスが修復が間に合わず、ピットからスタートとなった。
再スタート


レディングは、あろうことか、電気切れ症状<キルスイッチを押してしまったか?>がでて失速。
ターン10でロカテリがリアを滑らせ転倒。あろうことかインディペンデントの野佐根航汰を巻き込んでの転倒。さらに2台が滑ってる所に レディングがきてランオフに逃げた。

レディングは最後尾になり、レース1に続いての表彰台が消えた。
マッチレースとなったレイとラズガットリオーグルは、レイの要所、要所での抑え込みが功を奏し、5周を逃げ切る。


トップ2の後ろではバウティスタが快走を見せ、5ラップ中の3位を堅持。久しぶりの表彰台となった。



​レース2​
デイビスを除く、21台が並ぶ。
このレースも荒れたレースに。

https://youtu.be/9Sdj_E4tYCo











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Last updated  2021.09.25 15:06:02
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