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テーマ:今日のこと★☆(106256)
カテゴリ:内装屋さんの気になること
7月に破産手続きをした取引先の財産情報報告集会が14時から有ります。
会社を始めて15年。初めてひっかかり、このような案件で裁判所に行くことになるとは思いませんでした。 内装屋さんは建築業ですが、手形を受け取らない仕事のみやってきましたので、売り上げ高は見込めませんが堅実にやってきたつもりです。 破産者は今、PC関連の知人に子会社を作ってもらい、そこで同業の内装業をしております。 その人は愛知万博の時には1億円以上の売り上げがありましたが、自分で工事しないブローカーですので、そこでの借入金が資金ショートになったようです。 今でも交流があり、TELしたり新しい事務所に遊びに行ったりしますが、仕事自体は今も厳しいようです。 ただ、金銭的に悩みがなくなったのはずいぶん楽になったと債権者の私に話すくらい楽観主義者。 潰れる前は同業の破産は他人事と思えず、私も日参して元気付けていましたが、もう覚悟していたようで、だめでした。 本人は今日の集会で終わりと思っているようですが、どうなんでしょうかね? 自分が仕事辞める時は取引先に迷惑かけずに廃業の形で終わらせたいですね。 14時少し前に簡裁に到着。 待ち合わせ室に向かうと本人とバッチの光る人(弁護士)が居ました。 その横には先輩と言っていた今回破産する前に事務所で知り合った知人。 債権者の出席は内装屋さん含めて2名です。 前の調停が長引いているようで少し待って開廷。 その間も本人を交えて世間話をしていました。 債権者集会はしゃんしゃん会議で、形式に沿って進み、最後に本人の迷惑かけてすいませんでしたの言葉で終わり。 20分もかからなく終わり。 次回来年1月に最終会議をして終わり。 その日程の調整も弁護士間で済ませるというもの。 日程に関して、債権者の意見などありません。 一番被害者なのにこの集会は出席したから債権回収額が多くなるものではないからです。 内装屋さんは今回債権者という立場ですが、別にこの破産者にどうこう言うつもりも無く、小学5年生になる息子も居ますので、頑張ってほしい。それだけです。 今回は当事者ですが裁判制度を知る為の物見遊山的な思いで行きました。 映画やドラマのような展開も無く、普通はこんなもんなんだという感想。 ブログや話のネタで行っただけ。それだけ。 今の心境になるまでのここ1年は、この件でもいろいろ心が病んでいましたから・・・。 まだ、継続中ですが頭の痛くなる悩みがいっぱいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月11日 23時24分19秒
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