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カテゴリ:内装屋さんから業界情報
有限責任中間法人壁装協会の自主管理制度であるISM(イズム/Interior Safety・Material)ニューバージョンの2007年実施を機に、ISM機構(学識経験者で構成された第三者機関)主催、同協会共催で、「新ISM壁紙記念講演会」をさる11月30日(金)、霞ヶ関東京会館にて開催した。 同協会では、「健康と安全に配慮したインテリア材料に関するガイドライン」(インテリア材料の基準値)を制定しているが、昨今、国における規制の変遷もあり、「ISM壁紙の基準値」の改正、新しい基準値を満たした壁紙を供給できる仕組みの再整備を行って来た。そして、壁紙の安全性に関して、使用者が商品選択の目安にできる基準値を示すとともにISM壁紙が適正に製造、流通、施工され、使用者に供給することを目指している。 講演会開会の挨拶は、今泉勝吉ISM機構顧問・工学院大学名誉教授。基調講演では「健康で快適に過ごすには……壁紙、建材・インテリア」と題して、田邉新一ISM機構運営委員長・早稲田大学理工学部教授。 「新ISM壁紙の正しい施工」として、本橋健司(独)建築研究所 材料研究・建築生産グループ長。パネルディスカッションでは、「インテリアを取り巻く環境対策動向」と題して、コーディネーター田邉氏、パネリスト今泉・本橋両氏と山口一氏(社)建築業協会)、建築設計士らによって行われた。 1996年、シックハウスやシックスクールなど背景に、第1次のISM壁紙ができ、安全・健康に配慮された壁紙として注目されて以来、技術基準・表示制度・施工ガイドラインなど改良を重ね、今回新しくISM機構の認証する「ISM壁紙」として再スタートした。 早くも新ISMに基づく壁紙が発売されて関心を集めており、さらにISM壁紙の開発が促進されるとみられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月10日 10時01分08秒
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