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カテゴリ:内装屋さん
当たり前の続き。
内装屋さんは義理人情は大切にする方だと思っている。 社会人になってすぐの頃、サラリーマンやっていた上司にはいろいろ教えていただいた。 当時その人XXさんは係長で自分が主任をして、高卒10人ほど部下がいた。 XXさんは内装屋さんより長く会社にいて、私より遅く独立して同じ内装業をはじめた。 仕事のジョイントはなかったが、元気かなと車で事務所近くに行くとよく顔を出してはランチなどしていた。 去年その人は倒産して、今は、XXさんが倒産する前付き合いのあった工務店で営業している。 XXさんの気恥ずかしさからか倒産は知り合いから聞いて知った。 すぐに電話を入れて、頼める仕事があったらお願いしますねといっていた。 倒産していろいろ大変だろうから少しでも力になれたらと思ってのこと。 秋ごろに工務店仕事があり、現場も重なった為お願いした。 でもスムーズに行かなかった。 他の現場が忙しいとの理由で現場監督も付けてくれなかった。 工程表を出してもらって施主さんと打ち合わせ後に日にち変更が何回もあった。 業者も時間にかなりルーズ。 工事完了日は守りますとの約束も反故。 出入り業者や先方の社長に話を聞くと、店舗が得意の工務店のようだ。 今回、ラストチャンスと思い、ラーメン屋さんの現場を依頼した。 大阪から打ち合わせに来た元請さんと設計士の先生との打ち合わせに同席してもらった。 紹介の電気屋さんには、現場が重なったため、XXさんに内装工事以外をお願いしますと。 これは本当の話。英会話教室の新規物件が有る。 見積書を何日までに出してくれとお願いする。 社長から電話が入って今の時期ちょっと忙しいからその日までは無理ですと返事。 XXさんから翌日電話があり、何で、内装屋さんに見積書を送らないといけないのか?と言われた。 今回の現場は、電気屋さんの紹介であり、内装屋さんに工事依頼のあった物件だから今回は内装屋さんが窓口ですと一番初めに依頼した時の説明を繰り返す。 その先、元請さんが気に入って、直接やり取りを望むならそれもOKですと依頼当初のスタンスを繰り返し説明。 何で、内装屋さんの下で仕事しないといけないのか? と言ってきた。 上下の話でなく、協力会社としてお願いしたいと言ったら、それじゃ出来ませんと言ってきた。XXさんの考えでは工務店だからその中で紹介してくれた内装屋さんには内装工事を指定業者として使う気だったようだ。 それ以外にも内装屋さんには理解できない話をいろいろしていたが、ざっくり要点を言うとそんな内容。 それじゃ、話はなかったことにして図面など書類を返してくださいと言った。 次の日には持参してきた。 話はまだ続き、紹介してくれた電気屋さんから電話があって、 XXさんから見積もりが直接元請さんに届いたけどどういうこと?と言われた。 ???? 図面を返しに来た時には何も話さずに帰っていったXXさん。 何を考えているんだろう。 そんなことしたって、仕事が来るわけ無いのに。 不動産屋さんの業界では、業者間でも紹介者と仲介者と関わった業者と比率按分すると聞いている。 それを飛ばして営業したり独り占めしたら業界では干されると聞いた。 XXさんに対してだけでなく、仕事で関わっている人すべてに『してやっている』とかの思いはなく、最終的にお客サンの喜んでくれることで内装屋さんにお手伝いできることは無いかと思い、仕事をしている。 内装屋さんの仕事が重なった場合は今回のように紹介したりする。 今回の場合のお客サンは元請さんと設計士。 そこが喜んでくれることが最終的にラーメン屋さんも喜ぶ結果になる。 そこに上下関係は発生しない。 お互いに利があれば、仕事となる。 電気屋さんも現場で一緒になり内装屋さんの仕事を見ていて、お願いしてくれた。 大阪の元請さんの仕事も雑工事を数件やってきた上でも今回の内装屋さんへの依頼。 見積もりが出来ているのに内装屋さんには遅れると言った社長とXXさん。 上下関係を気にして、お互いに利がありますかね?不利はありますけど。 電気屋さんとも話していたが、人って難しいねといった結論と内装屋さんとしては今度からは頼めませんといった結論がでてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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