「HOTERES JAPAN 2009」で京和傘の老舗・日吉屋とコラボ出展
デザイナーの自主企画レーベル「デザイン ギルド トーキョー」
さる2月24~27日、東京ビッグサイトで開催された、「HOTERES JAPAN 2009(第三十七回国際ホテル・レストラン・ショー)」では、京和傘の老舗「日吉屋」と、デザイナー集団「デザイン ギルド トーキョー」が、『デザインによる地域再生と活性化』をテーマにコラボ展開した共催ブースが、来場者の注目を特に集めた。
日吉屋は、本紙既報の通り、江戸時代後期に創業された、京都で唯一残る和傘製造元。五代目の西堀耕太郎社長を筆頭に伝統の技を受け継ぎ、老舗の看板を守り続けるだけでなく、和傘照明「古都里」の発表など、新分野にチャレンジし、世界に販路を求め、活発な事業活動を展開している。
その日吉屋とコラボ出展した「デザイン ギルド トーキョー」(佐久間圭介代表)とは、インテリアデザイナーを中心に、建築、照明、プロダクト、グラフィック、WEBなど普段は別々に活躍している各分野の専門家がゆるやかに集まって結成された「自主企画のデザインレーベル」である。今回は、和傘の美しさを大胆に訴求した展示ブースに加えて、伊豆長岡の老舗旅館と温泉場通りを舞台とした、デザインによる地域活性化プランに、様々な反響があったとのこと。主催者の(社)日本能率協会からも、高い評価の言葉を得て、早くも次回展への出展を決定、一部の会場デザインの依頼もあったという。
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最終更新日
2009年04月21日 08時40分35秒
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