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テーマ:徒然日記(23286)
カテゴリ:内装屋さん
巧言令色(こうげんれいしょく)
口先き上手で、上べを飾ること。「巧」は、たくみ。「令」は、善いの意。 『論語』学而(がくじ)篇の語。「巧言令色、鮮(すくな)きかな仁(じん)」(口がうまく、上べを飾るやつは仁徳が少ないぞ)と、孔子の言葉。「鮮きかな仁」は、「仁鮮きかな」と言うより強い表現。詠歎(えいたん)の語法。 子路(しろ)篇にも、「巧言令色足恭(すうきょう)」(巧言令色の度が過ぎてばか丁寧)という文が見える。「足(ソク)」は、度の過ぎる場合はスウと読む。 また、子路篇には「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)は仁に近し」という孔子の言葉も出てくる。性格が強く意志が固い、素朴で口べたな人物は、仁徳に近い、と。 この「剛毅木訥」は、ちょうど「巧言令色」の裏返しになる。孔子の人物観がよく表れているところだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月11日 09時39分46秒
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