「JAPANTEX」「インテリアフェスティバル」「IPEC」開催概要発表
(社)日本インテリアファブリックス協会、(社)インテリア産業協会、(社)日本インテリアプランナー協会では、8月27日(木)、東京・浜松町の世界貿易センタービル3F「Room A」にて、三団体合同記者発表会を開催し、11月11日(水)~13日(金)の3日間、東京ビッグサイト西ホールを中心に同時開催される「JAPANTEX2009」「インテリアフェスティバル2009」「IPEC-2009」の開催概要を発表した。3展示会は、会期を従来の4日間から3日間に短縮、さらに効率的なB to B中心のトレードショーを目指すとともに、東ホールで開催される、住宅関連の建材・部材・設備等の展示会「第31回ジャパンホームショー2009」(日本能率協会主催)とも力をあわせ、インテリア関連4展示会の総合力を発揮していきたいとしている。まず「インテリアトレンドショー 第28回JAPANTEX2009」のテーマは、「good day, good style おもてなしの心と自分らしさの発見!」。「JAPANTEX2009」の展示規模は西1~2&4ホール1万8000平米、出展者150社・団体、700小間とコンパクトになるが、NIF30周年記念企画として、基調講演「日本経済の見通しとインテリア産業の未来」(経済産業省製造産業局繊維課長・間宮俊夫氏)、タレントの益戸育江さんによる特別講演「Good day, Good style, Good my eco life」(進行:生駒芳子氏)に加えて、西垣ヒデキ、南村弾、木田隆子、本田純子の各氏が欧州3大見本市のトレンドを語る「インテリアトークセッション」など多彩な企画をラインナップ。さらに、日本テキスタイルデザイン協会の協力のもと、インテリアファブリックスの30年を振り返る特別企画や、環境問題等々、最も今日的な課題に取り組む企画を鋭意準備中であるとのこと。奥野信三実行委員長は、「未曾有の悪い経済状況下で開催されるJAPANTEXだが、厳しい時だからこそ業界の結束による業界活性化を図り、試練を乗り越えていけるようなビジネスの真剣勝負の場を提供したい。B to Bに徹した3日間だが、集中と効果を最大に生かして、必ずや実りあるJAPANTEXになることを確信している」と語っている。「インテリアフェスティバル2009」は、「環境に優しいインテリア」をテーマに、東京ビッグサイト西4ホールに36社が結集して開催。「IC・KSを中心とした協会提案」では、サスティナブルスタイリング及びマチュア(成熟・高齢化)インテリアをテーマに22名のIC・KSが参加して、インテリア空間を展示する。また企業出展では、「省エネ・エコ照明」「省エネルギー(東京ガス中心の展示)」「住宅メーカー(積水ハウス、三井ホーム/三井デザインテック)とその仲間達」という3つのゾーンで、最新技術・商品を紹介。さらに、「海外のインテリアデザイン情報の発信ゾーン」では、町田ひろ子アカデミーの町田ひろ子氏の進行のもと、英国のインテリアデザイナー・ダイアナマックナイト氏と村上明穂氏(英国デザイン協会創設メンバー)を講師に、「伝統から学ぶ革新的英国のデザイン」についてパネルディスカッションが開催される。「IPEC-2009」では、出展形式を、デザイナーと企業のコラボ提案展示である「デザイン・ユニット」、デザイナーによるプロトタイプデザイン提案の「デザイナーズ・ショーケース」、企業によるデザイン・技術提案「企業特別展示」、企業による様々な新素材、特注素材、地場特産素材などの提案である「100マテリアルズ」の4構成とし、デザインの質の高さを強調した展示会を目指す。このうちの「デザイン・ユニット」は、デザイナーと企業のチームによる共同提案で、新しいデザインを具現化する場として設けられた。デザイン性に優れたプロトタイプを提案する「デザイナーズ・ショーケース」では、審査委員にグラフィックデザイナーの佐藤卓氏を迎え、「陰影」というテーマで会場審査も行われる予定である。