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毎年11月第3日曜日、ブルゴーニュの中心地にある慈善施設医院Hotel-Dieuで
ワイン・オークションが行われる。 この建物、1443年にブルゴーニュの大法官ニコラ・ロランとその妻ギゴーヌ・ド・サランが 病人と貧しい人々を救う為に造った施設である。 その施設の運営費を、ボーヌ周辺のワインの競売で得た資金で賄っている。 ニコラとギゴーヌは、施設運営の為ブドウ畑を寄付していたそうだが。 現在は競売価格が、その年のブルゴーニュ・ワインを評価するに至っている。 さて今年のブルゴーニュ、夏は冷涼な気候が続いた為白ワインの出来が素晴らしい。 白ワインは、ビッグヴィンテージであった2005年よりも、63%高い平均落札価格だった。 オークション価格が、如実にヴィンテージの素晴らしさを物語っている。 一方の赤は、2005年よりも充実度に欠けるとして、平均落札価格が 前年比1.1%の上昇にとどまった。 最高値を付けた白は、ブルゴーニュ・白ワインの雄、バタール・モンラッシェのものである。 こういう報道がされると、価格の急上昇は避けられない。 私だったら比較的価格がこなれていて美味しい、2002年をチョイスする。 ←面白いブログはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2006 08:50:22 PM
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