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テーマ:今日の出来事(292894)
カテゴリ:ぼやき
外為相場が荒れている!
21日だけで1円近くの円高が進行している。 21日20時現在で1ドル105円70銭と、2年半振りの水準だ。 昔から、『円高は急激に襲ってくる』というシナリオが多かったが、今回もそのようだ。 円高の背景は、 1.アメリカの景気後退懸念 2.ファンド等は世界同時株安に伴い担保が目減りした分を、 過去にドルを買い進んだ分を売って現金化。 3.日米金利差を利用して高金利のドルを買っていた向きが、 アメリカの景気後退懸念と利下げで、ドルを売って円を買い戻す動き。 (いわゆる、円キャリー・トレードの巻き戻し) それらが中心となって、スパイラル的に円高が進行している。 通貨は本来その国の力強さを現すのだが、 今回は日本の景気が力強くて円が高くなっているのではない。 業績好調と言われている日本企業の殆どは、旺盛な外需と円安を背景に、 過去最高益を更新している企業が多い。 1ドル105円という水準は、殆どの企業が輸出による為替差損が生じる。 この為替水準が1年も続くようだと、まさに日本の景気修羅場だろう。 今回の景気拡大は、外需頼みが殆どなのだから・・。 さぁ、22日の日本株式市場は売り先行だろうか? シカゴ日経平均先物が、どんな水準か気になるところだが・・。 まー円高を嫌気して、輸出企業を中心に売りだろーな。 売り物がまだあればの話だが・・。 投げ売りが出て、日経平均は13,000円を割る攻防になるかも。 どっちにしても22日の東京株式市場は、スリリングになりそうだ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 22, 2008 08:52:14 AM
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