|
カテゴリ:オーディオ・アクセサリー
最近電源ケーブルの製作に凝っているバッカス。
どのケーブルも10年ほど前に製作したものばかりなので、リファインである。 また最近の設計のオーディオ・アクセサリーは、細かい部分がブラッシュアップされている。 今日製作したのは、パワー・アンプ~アイソレーション・レギューレータ間の電源ケーブル。 アンプがモノラルなので2本必要だ。 今回の日記では、製作風景を出来るだけupするようにした。 電源プラグは、リーズナブルなFURUTECH製のFI-11M(Cu)に初めから決めていた。 \3,000-くらいでブレードは高純度銅の無メッキ。 持った感じ若干軽いのが気になるが、他に不満がある部分は無い。 電線の接続はねじ式で、圧着端子は非対応となっている。 挿入出来る電線の太さは、片側5.5スケ2本が限界だろう。 電源ケーブルはアンプ側のメタル・コネクターに嵌る10mm以下で、 出来るだけ線材が太くシールドの優れているものの中から、スープラのLINC-4.0にした。 導体に0.1mmの高純度無酸素銅線511本を使用し、シールドはアルミ箔、ドレイン・ワイヤーもある。 太さは4スケだから10mm未満だろうな・・、丁度良いだろう。 スウェーデン製で本来はスピーカー・ケーブルだが、電源ケーブルとして使っても問題無いだろう。 8Ωのスピーカーに1kW入力すれば、電圧は90V程に達する。 コンサートのPAならこれくらい当たり前なので、 電源ケーブルとして使っても問題無いと判断した。 どちらも最近利用している、Joshin-Webで購入した。 アンプ側のメタル・コネクターは今まで使っていたものを流用。 これだけはお下がりだ 七星というメーカーのもの。 10年前に買ったのだけど、まだあるのかな?? 気になる点があるとすれば、電線の接続が半田となること。 これに関しては、出来るだけ半田の影響が出ないようにした。 電源プラグ側の加工↓ シースは22mm、電線は10mm剥いた。 アルミ箔、ドレイン・ワイヤー等は全てシースの根元でカット。 電線は軽く撚ってプラグに入れる。 素線が非常に細いので、綺麗に入れるに一苦労した。 電線の先を半田で盛ってまとめようとしたが、今度はプラグ側に入らなくなってNG。 ネジは各部しっかり締め付ける。 シェルを被せれば折り返し地点通過だ。 電源プラグ側完成の様子↓ 今度はメタル・コネクター側の加工に入る。 シェルが小さいので細かい作業になりそう・・。 シースは10mm、電線は5mm剥いた。 ドレイン・ワイヤーは、コネクターに繋がるようにするので切らないでおく。 アンプのシャシーと電気的に接続することによって、シールド効果を高める狙いがある。 コネクター側加工の様子↓ いよいよ半田付けだが、コネクターの端子と電線を細い銅線で縛っておく。 だいぶ前から流行っている、『SMオーディオである』 おっと話題が・・。 半田は固定用と考え、それを介して電気が出来るだけ流れないようにする為だ。 素線が細いので、ヒゲには十分気を付けよう! ショートの原因だから。 ホット、コールドそれぞれ半田付けできたら、仕上げにテフロンテープを端子に巻いて、 絶縁させておく。 コネクター側の半田付け後↓ シェルを被せれば完成! と言いたいところだが、最後に導通と絶縁のチェックが残っている。 絶縁抵抗の確認には、メガーという装置を使う。 250V,500Vのレンジでそれぞれ絶縁抵抗を確認し、メガー値∞であればOK。 導通チェック(左)、絶縁チェック(右)↓ これで電気製品として、日の目を見ることが出来る↓ アイソレーション・レギュレータへ装着!! ↓ 通電直後の印象は、明るく元気な音になった。 エージングが進めば、だいぶ落ち着いてくると思う。 音質レポは、また後日にでも・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 25, 2009 02:06:54 PM
コメント(0) | コメントを書く
[オーディオ・アクセサリー] カテゴリの最新記事
|