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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:今日のお買い物
私がオーディオ用真空管を調達するルートは、海外の専門商社、国内の販売店のどちらか。
国内の販売店は海外に比べ数倍の価格!だが、 たまに海外との価格差があまりないバーゲンに出くわす。 国内の販売店は現物を手に取って確認できるので、見たい真空管の場合は国内で調達している。 今日はそんなHIT情報を。 多彩な真空管を扱っているお店の雄として、 秋葉原のクラシック・コンポーネンツ(略してクラコン)が挙げられる。 今は店舗が移って、大通り挟んで向かいの今井ビルになっている。 私も旧店舗に行って移転を知った一人なので、これから行く人は注意されたし。 HPにも店舗移転の情報が載っている。 オレはそんなん目もくれずに、旧店舗に直行したからな(笑) クラコンのHP見ていたら、以前から気になっていたRAYTHEONの4D32が通常\5,000-のところ、 \3,500-でバーゲンしているではないか! 翌日にはクラコン行ってるオレがいた モノはアメリカ軍に1978年に納入された、未開封品。 ヒータートラブル等あったら、交換してくれるとお店の人が言ってくれた。 バラツキは非常に少ないとの事なので、プッシュプル作るべく4本購入。 本当は10本くらい購入したかったが、あまりにも箱がデカいので今日は4本だけ。 設計付近のパラメータで動作させて、ペア組めなければ後日追加購入するとしよう。 帰宅して早速軍箱を開けてみた↓ 開梱に手間取ったが、梱包は丁寧だ。 同じロットである。 クローズアップ↓ 右は12AU7とほぼ同じ大きさのMT管。 4D32がいかにデカか分かるだろう。 手に持つとずしりと重いし、造りは非常に重厚だ。 ただ真空管にとって1978年頃は補修用部品なので、戦争してた頃に比べると作りが雑な面もある。 朝鮮戦争やベトナム戦争やってた頃の軍用真空管はオススメだろう。 話は変わって、手持ちのRAYTHEON発表の4D32データによると・・。 AB1級動作でプレート600V、スクリーン350V、負荷抵抗3kΩで出力112Wとある。 そのオペレーションでの無信号時プレート電流は49mA、 最大プレートが112mA、最大スクリーン電流は46mA。 特にスクリーン・グリッド電源に関しては、強力なのが必要なのが解る。 オマケにヒーターは6.3V3.75Aときたもんだ。 もう少しデータ・シートを読み進んでいくと、A-F AMPLIFIREの項目に グリッド・リーク抵抗は25kΩを超えてはならないとある! コイツは50の親戚か?? まぁ良い、エミッタフォロワで強力ドライブだ。 この辺が人気が無いのではないかと、お店の人が言っていた。 だからバーゲンしたんだろう。 私はモノラル構成で特注Rコア電源トランス発注する予定なので、あまり気にはしていなかったが。 スクリーンに関しても、半導体使ってレギュレーションを確保するつもりだ。 民生用と造りの次元が全く違う、軍用真空管。 それは5A6といったMT管でも感じられるのだが、 こういった高信頼なタマがバーゲンしているのだから、料理してあげないと可愛そうだ。 今年の秋をメドに完成を目指す。 33半導体ドライブシングル、1626半導体ドライブシングル、5A6 6パラ半導体ドライブシングル、 3B4 ロフチン2パラHPAと、計画盛り沢山な状況・・。 まずは2E22のOHを完結させるとしよう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 21, 2009 04:30:15 PM
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