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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
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ブラッシュupさせる2E22シングル・アンプ用の、スクリーン・グリッド安定化電源。
基板に部品を実装させてみた。 今回もぎゅーギュー 36×48mmのジャノメ基板に、30あまりの電子部品を詰め込むので、基板の裏も使うハメに。 高圧部の電解コンデンサが大きいので、レイアウトに苦労した。 この電源、245Vから308Vまで調整できるので、2E22や将来用のHY69に対応可能。 6V6や6L6にも使えるだろう。 性能的には、B電源のレギュレーターにも使えるような、余裕ある設計にしてある。 ここまでするには、五極管シングル・アンプのキモはスクリーン・グリッドにあると思う。 簡略的にブリーダー抵抗で済ませる場合が殆どだが、 安定化電源にすれば最大出力の増加が可能。 音の安定感も違ってくるだろう。 因みに今回の安定化電源、無帰還型の高速タイプ。 測定器ではないので、無帰還型の安定化電源でも、アンプなら充分である。 ブートストラップで基準電圧に流れる電流を一定にしてあるので、 電圧変動率は1%未満を誇る。 基準電圧のノイズも、フィルタで取り除いてあるからローノイズだ。 多極管のシングル・アンプを使っている方、 スクリーン・グリッドは半導体式の安定化電源を試す価値アリ。 今回の部品代、随所にオーディオ用を使っているので、トータルで\2,800-(1台)。 安定化電源を作る自信の無い方、部品代だけで製作を請け負うのでメールお待ちしております。 入力DC400V以下、入出力間電圧50V以下、出力電流100mA以下であれば、 大きな放熱器が要らないのでコンパクトに、且つコストも抑えられます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 25, 2009 12:39:50 PM
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