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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管式ラジオ
6AK5Wレフレックス・ラジオのヒーター配線は撚り線で行っています。
高周波ではニア・バイ・アースという手法が用いられ、 『とにかくアースは直近でシャシーに落とす』という流儀なのですが。 ラジオではヒーターについても、ニア・バイ・アースをした方が良いと言う先輩がおられます。 7ピンミニチュア真空管(ヒーター定格6.3V)の3、4ピンがヒーターだとしますと、 3ピンは電線で接続してヒーター・トランスの6.3V端子へ、4ピンは近くのシャシーへ、 ヒータートランスの0V端子も近くのシャシーへという具合です。 ヒーター電流がシャシーを流れるという事ですね。 でもヒーターに関して今回は、ニア・バイ・アースしてません。 0V-6.3Vを撚り線で真空管のヒーターに繋ぎ、 ヒーター・トランスにセンタータップ(CT)があるので、それを近くのシャシーに落としました。 この方法ですと、シャシーにヒーター電流は流れません。 CTをシャシーに落とせば、ハムは打ち消しあうと思ったからです。 結果としてハムは出ていません。 私はこのCTのあるヒータートランスが好きで、昔からトヨデンのHT-61を使っています。 菅野電機のSPシリーズもCTが付いてますが、HT-61と比べ数割¥が高いですね。 その代わりSPシリーズは種類が豊富ですし、作りも丁寧な感じです☆ なおこの配線方法が、50MHzレシーバーとかのより高い周波数でも有効かは・・??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 21, 2011 01:09:17 PM
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