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カテゴリ:自作真空管式ラジオ
6AK5Wは五極管ですので三結に出来ます。
三結でEp=120V、Ip=8mAでのgmはおよそ6mSと高い方です。 80V付近の低い電圧でもリニアリティは良く、レフレックスを思い切って三結にしてみました。 ロードラインからAF部の負荷は18kと重くない値とし、Ep=80V、Ip=3.5mA付近で動作させます。 回路ではこんなんなりました↓ 6AK5Wのカソード自己バイアス抵抗を620、AF負荷抵抗を18k、RFCを4mHにしました。 10mHのRFCは自己共振周波数が290kHzなので、共振周波数が1.5MHzほどの4mHにした次第です。 最初は気付かず10mHを使っており、高い周波数の局の受信が悪かったのは、 これが影響していたのかもしれません。 三結にしましたので見た感じスッキリしました↓ 改造が終わり早速受信してみたところ、NHK第一からニッポン放送まで受信できました。 低周波の発振のような現象も無くなりました! 音質も少し向上しましたが、今度は混信がひどいです。 そこでアンテナ線を2mから30cmにしたところ、混信は無くなり受信しやすくなりました。 感度は五結よりもやや高いです。 改造前はEsgの設定もしくは、バイアスがまずかったようです。 sg換算表使わずに、勘で動作点を決めてしまったからなぁ・・やっぱ横着はアカン。 気になり始めたのが、低域がややブーミーなこと。 ダイヤゴナル歪みが発生しているのか、低域の発振なのか?? 上記の回路図のC3=270pFを47pFにしてみたところ、少しは改善されました。 R1=470kはやや大きかったか・・? 最適値を求める数式があるのですが、一般的なR1=200k、C3=100pにしてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 24, 2011 04:34:24 AM
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