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カテゴリ:自作真空管式ラジオ
ラジオに使われるRFC(高周波コイル)には、何種類かあります。
写真は大きいのが2.5mH、緑が3.3mH、最後が4mHです。 昔からあるRFCで、主に真空管ラジオで使われるのは上の写真の左の大きいの。 空芯なのでインダクタンスを稼ぐ必要から巻数が多く、大型です。 6AK5-6AF4レフレックス・ラジオでは、4mHと同じタイプの2mHのRFCを使っていました。 空芯コイルはもったいなく使っていなかったのですが、試しに使ってみると・・ 高域が少し落ちたように聞こえます。 巻数が多いので分布容量も大きく、ハイ落ちになるのでしょう。 緑の3.3mHは未だ使ったことがありません。 これは自己共振周波数が、4mHのタイプよりも数百kHz高いです。 小型のRFCの方が高域の伸びがあり、クラシックなどは中々綺麗に受信できますよ。 空芯コイルは、強い電波を受信してもバリバリと音が割れません。 小さいコイルですと飽和するのか、音割れがひどい時も・・ 真空管は扱う電圧が100V以上なので、信号もそれなりに大きいです、 トランジスタラジオと比べますと。 小型のRFCは電池動作のラジオと相性が良いと思います。 高周波増幅段のゲインを下げて飽和しないように設計すれば、 小型のRFCでも問題なく真空管ラジオに使えるでしょう。 実際先輩方は、小型RFCでの製作例を発表していますから。 なかなかラジオも奥が深いですね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 4, 2011 02:19:13 PM
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