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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
6AK6 真空管アンプの測定に入ります。
写真は測定風景で、オーディオ総合試験機を使って、f特、歪率、入出力特性、DF、クロストークなどが 測定できます。 残留ノイズはウェイトでLch:2μV、Rch:9μVと、驚異的な低さになりました! リップル・フィルタをしっかりさせたのと、電源トランスからの誘導を追い込んだのが効いてます。 因みにフィルタは、Trによる簡易リップル・フィルタで、負帰還型の安定化電源ではないです。 聴感で決めたゲインは4.7dBと、一般的なアンプと比べかなり低くなりました。 ヘッドフォン用ですので、10dBとかですとVRが8時くらいの位置でガンガンに鳴るような、 使いづらいアンプになってしまうからです。 5dB弱ですと、CDプレーヤーに繋いでVR11時くらいで、かなりの大音量になります。 f特は50mW時、-3dBで15~25kHzとなりました。 高域の落ちが早いのは、おそらく初段J-FETのミラー効果によるものでしょう。 ミドルクラスモデルでは、OPTにオリエントコアや ブートストラップ・カスコード回路を採用して、広帯域化を図る予定です。 今日はここまでで、次回は歪率やクロストーク、DFを測定します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 18, 2012 11:26:30 AM
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