|
カテゴリ:お店情報
楽オクに出品中の、3S4 ヘッドフォンアンプの内部です。
フィラメント点灯用の単4電池BOXは背面にあり、それ以外の部品は全て詰め込みました。 この詰め込み方は信号の流れに逆らわず、合理的な配置を探すのにいつも苦労します。 電源部は大容量のケミコンにSBD、NO-NFBのリップルフィルタと本格派で、 ミニアンプでもドライブ可能な贅沢な布陣です。 これで低域の瞬発力が違ってくるんですね。 増幅部の抵抗器は、音質に定評のあるニッコームです。 クリアで分解能もそこそこで、嫌な音がしないのがポイントです。 音に若干の力強さがあるのも良いですね。 前身のススムとは大きく音質が違い、あちらは演奏が平面的になり、暗い感じの音質でした。 局部帰還用にフィルムコンデンサを用いていますが、クセの少ないポリエステルフィルムです。 直熱管のロフチンですから、原音再生を何よりも第一に考え、 バランスの良い音を目指すと、マニアックなオーディオ用部品は難しいのです。 それに、マニアックなオーディオ用はデカい! 傍熱管による、直結方式のヘッドフォンアンプは何台も製作して聴きましたが、 やはり直熱管の透明感は素晴らしいですね。 これだけは傍熱管アンプの回路や部品をどんなに贅沢にしても、 得られない良さだと思います。 詳細はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 29, 2013 12:40:46 PM
コメント(0) | コメントを書く
[お店情報] カテゴリの最新記事
|