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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:お店情報
オーバーオールのNFBを掛ける前の、裸特性で試聴してみました。
いわば、アンプの本来備えている個性を、この段階で掴もうというのです。 この状態で音が悪いと、どんなにNFBを掛けても音は良くはならないんですよね。 ですので裸特性は、非常に重要です。 NHK-FMより、マーラー 交響曲 第五番を聴いてみました。 第一楽章 弦楽器の演奏などスケール感があり、響きが豊かでボウイングの雰囲気など出ていますね。 中間部のティンパニの連打やトロンボーンの金属ぽい質感も、上手に再現してます。 ティンパニの皮のしなり具合など、ウェットで生々しいです♪ 響きが豊かなぶん、ffではごく僅かに混濁気味。 ですが心地いい響きというのも確かです。 NFBによって、洗練された響きになると予想してます。 オケのスケール感などよく再現しており、音場はかなり広いです。 次はCD。 CDPにDENONのDCD-S1、ソースにTHE BEST OF John Coltraneの中から、『Say It』。 出だしのサックスが色っぽく温かみがあり、よく伸びています。 アメ球のようなエッジやキレは若干無いですが、フォーカスはちょうど良い感じですね。 オーバーオールのNFBを掛ける前に、裸特性での電気的特性を測定しました。 利得:16.6倍 f特(0.125w,-3dB):15~80kHz DF:2.7 残留ノイズ(A補正):20μV ゲインが高い以外は、このままでも実用上問題は無いレベルですね。 五極管のUL接続シングルで、少しの局部帰還でDF:2.7はまずまずの出来です♪ 高域はこのOPTの限界近くではないでしょうか? ドライバー段の負荷抵抗を一般的な値よりもだいぶ低くしたので、ミラー効果の影響があまり出ていないと思われます。 詳細はこちらにもございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 9, 2013 12:37:54 PM
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