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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:お店情報
いよいよECL84 シングルアンプも、完成に向けて最後の追い込みです。
オーバーオールの負帰還(NFB)を掛けて、音質と電気的特性を整えます。 特性は測定せずに、NFB量を8dB→10dB→6dBと変えて音質の評価だけを先に行いました。 因みにNFBが6dBですと、アンプの利得はちょうど半分になります。 先ずはNFB量を8dB。 NFB無しと比べ、だいぶ響きがスッキリとし細かい音も丁寧に拾う感じですね。 空間の演出上も出来ですが、どことなく物足りなさを感じます。 次にNFB量を更に増やした、10dB。 こちらはモニター調となり、Hi-Fiを前面に出した雰囲気で優等生ぽい鳴り方です。 どんな音楽もソツなくこなす感じですが、クラシックですと整理しすぎた感も・・。 音楽に存分に浸れるというのとは、ちょっと違う気がします。 私が仕上げないアンプの音ですね。 最後に6dBと、やや控えめな量。 NFB10dBのインパクトが大きいせいか、こちらは伸びやかさもあり響きを上手くコントロールしている感じです。 NFB無しでは響きがややもすると野放図でしたが、こちらはバランスが良いですね。 これで行くことにします。 NFB抵抗は仮付でススムのヴィンテージ品でしたが、本番用にTDOのソリストかDALEのRN60Dにします。 620Ωなのですが、ちょうど手持ちに無いのでアキバで調達ですね。 DALEの無誘導抵抗器、NS-2Bにしますと更に高音質が望めますが、OPTのグレードからしてRN60でバランスが良いと思います。 晴れて楽オクに出品中です☆詳しくはこちらよりどうぞm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 14, 2013 02:34:03 PM
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