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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
完成しました6AK5ヘッドフォンアンプの特性を、遅ればせながら公表します。
最終特性は、軽い局部帰還とオーバーオールの負帰還7dB弱を掛けての測定です。 ゲインは2.08倍で歪5%では出力0.14W、10%では0.2W弱得られました。 周波数特性は5~45kHzと低域寄りながらワイドレンジで、150kHzまでスイープさせましたが、ピークやディップ無しです。 素直な特性ですね。 ダンピングファクタは5.26と三結シングルとしては高めで、低域のバスンという感じが0.2W弱のアンプとは思えない感じですよ。 気になるクロストークは80.0dBを確保し、ヘッドフォンアンプとして合格点です☆ 残留ノイズはRchが3μV、Lchは1μV以下で針がほとんど触れず測定限界でした。 ここまで残留ノイズが少ないと、静寂さがハンパないですね。 下の写真は、10kHz 0.2Vp-pの矩形波応答特性です。 素直な波形ですね♪ 負帰還アンプの安定度を見るために、出力に0.22μFと0.1μFの純容量負荷を接続し、音量ボリュームを回しましたがどの位置でも発振はしませんでした。 安定度はとても高いです。 次回は、またまた遅ればせながら試聴レポです。 このアンプの詳細は、こちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 7, 2013 06:49:03 PM
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