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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
今回のヘッドフォンアンプには、オリエントコアのKA-5730Sを奢る予定なので、
このOPTにE180Fを三結にしてバラックセットを組み、電気的特性をチェックしてみます。 ウクライナから輸入した6S3P-EVのマッチド・ペアを作るために組んだバラックを、 一部配線変更してE180F 三結シングルへ。 OPTの16Ωタップから特性をチェックしました。 回路条件は以下のとおりです。 Ep=150V Eg=-2.0V Ip=10mA Rl=7kΩ 利得:1.4倍 f特:25~55kHz(-3dB,62.5mW) 最大出力:330mW(1kHz,THD=5%) 裸特性は素直ですね。 若干低域が弱いものの、これだけでもオーディオユースに十分そう。 そこで利得が1.0倍になるよう、3dBほどの負帰還を掛けてみました。 利得:1.0倍 f特:15~75kHz(-3dB,62.5mW) 最大出力:380mW(1kHz,THD=5%) 単管でこの特性は凄いですね! 100kHz以上での周波数のアバレもありません。 このOPTは素直な特性ですね。 オリエントコアだけあって、高域の伸びは素晴らしい! 低域をもっと伸ばすには、1次インダクタンスの大きいOPTにするしかないのですが、 ある程度の妥協は必要です。 ISOのFE-12Sクラスなら低域はもっと伸びるでしょう。 低音を聴くんじゃなくて音楽を聴くので、OPTはKA-5730Sで行きます。 次回は電源の規模など、もう少し全体像を詰めてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 10, 2014 08:35:24 AM
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