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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:6V6GT ビーム管接続 シングルアンプ
6V6GT シングル・アンプを、もう少し掘り下げて試聴してみました。
使用機器 CDP:DENON DCD-S1 プリアンプ:自作 半導体式差動プリ 簡易L-PAD ATT内蔵 各機器は通電から2時間、十分に安定した状態で音楽を聴き込みました。 第一印象は、透明感と清涼感が素晴らしいことですね。 ロフチン回路とビーム管接続の長所が出ているのかもしれませんが、高域よりではなくフラットで低域の量感もありますし、何より定位が素晴らしいですね。 ステレオアンプながら、クロストークは80dBほど確保しているからだと思います。 ピアノの響き、ヴァイオリンの音色や倍音などは特筆で、ついつい聴き込んでしまいますね。 オーケストラもスケール感を感じられ、これがたかだか2Wのアンプとは思えないです。 音が前に出ていく感じ、スピード感なども楽しめ、コンサートホールのS席中央で聴いている感じでしょうか? かぶりつきの席でなく、心地よく音楽に包まれる感じです。 若干陽性なサウンドが、3極管アンプとはやや違う印象ですね。 どちらかを取るかとなると、非常に悩みます。 私よりも耳が良くて、レコードマニアのご近所さんに試聴してもらったところ、『欲しい!』と言われました。 そこで出品中の値段、¥79,800-を告げたら、『お小遣いを貯めて買いたい。』と。 5WのオリエントコアOPTを使ったアンプとしては、今までで最高の音質と自負しておりますので、当面はこのアンプを超える音質のアンプ製作が目標となります。 6V6GT シングル 真空管アンプの詳細はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 24, 2015 04:01:35 PM
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