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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
今回は電圧増幅段のパスコンに、タンタル電解コンデンサをパラってみます。
下記回路図で、C1にパラうのです。 タンタルコンは6.3V 100uF。 千○電商で売られている、現行品。 3日ほどエージングしておいたのですが、半田付けの熱ストレスを考慮して、 2日後の今日に音質レポです。 容量が100uFだから大して効果ないだろうと踏んでいたのですが、 結果的にはだいぶ再生音に個性を付け加えてくれました。 低域のボリュームが増し、高域に華やかさと色気が加わりました。 トライアングルやシンバルの音で、特にパラう前の印象との違いを感じますね。 存在感が増す感じですが、嫌味な感じはしません。 低域のボリュームですが、ブワッとなる感じではなくスピード感が増すとでも。 そのせいか、低域に特徴を感じるのかもしれません。 応答が良いとも言いましょうか。 この高域のキャラクターと低域の雰囲気が、時には個性的と言われるようです。 6AN5WAアンプの出力トランスは、春日無線のKA3250なのですが、 私はこのOPTは癖が無く大人しいキャラクターだと思ってます。 それにアクセントを加える意味で、タンタルコンの個性は合っているでしょう。 以前、高域がよく伸びるOPTにタンタルを増幅部に多用したことあるのですが、 あまり満足のいかない結果だったのを覚えてます。 何事にも程々ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 20, 2016 10:08:29 AM
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