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カテゴリ:電子工作
設計したAMラジオの低周波増幅段は、
PNPトランジスタをエミッタ接地で動作させています。 負荷は8Ωのスピーカーを直にドライブしており、 無理とも言えるほどの重負荷です。 音は歪んだ感じしないんですけどね。 ロードラインを引いてみると、ほぼ垂直^^; そこで、インピーダンス変換の目的でトランスを挿入。 1次インピーダンスが100Ω前後のトランスがベストなのですが、 1次に直流電流を流せてそんな低いインピーダンスの有りません。 そこで、手持ちの春日無線製シングル用出力トランス OUT-41-357の 1次5k-7k間を利用してみることに。 確かインピーダンスは、100オームほどになると思います。 そしたら、もの凄い音量を得られました。 音量が3倍ほど、大声で喋る以上の大音量が出ました。 C3は0.022uF前後がバランスが良く、高域はとても綺麗な音です。 AMラジオの音とは思えないくらい。 逆に上記の回路図の定数のまま、0.15uF近辺ですと音が詰まり気味。 モゴモゴ言ってます。 これがダイヤゴナル歪のようですね。 この実験は大成功です。 サンスイのトランスでST-62があるのですが、 これは1次インピーダンスが120Ωと今回の回路にちょうど良いです。 でもこれって、プッシュプル用?? このトランスを購入して、動作確認してみようかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 25, 2017 09:05:23 AM
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