Bacchus Antiques

今日は朝から晴れ間が覗いているので、都内の庭園散策へ。
先ず向かうは、向島百花園です。
今回は、使ったことのないルートで行ってみることに。
王子から都電荒川線に乗り、終点の三ノ輪橋で下車。
付近に百花園を経由する都バスがあるので、それに乗って行くのです。
王子の荒川線駅では都営1day passを買うのにsuicaが使えず、現金で。
今朝、ちょうどグリーン車に座れなかった時の払い戻しを受けたので
現金を所持しており、危なかったです。
荒川線は本数が多く、チョイ乗りでも助かりますね♪

終点の三ノ輪橋で下車し、百花園を経由するバス停を探したのですが、
見付からず。
以前バスで通った場所なのですが、
見付けたバス停は百花園に行かないバス路線ばかり。
仕方ないのでタクシーで百花園に向かうことに。
出だしからつまづいてしまった・・。
三ノ輪橋から百花園まで、タクシーで10分も掛からなかったです。

百花園では朝顔の展示があり、地元の保存会の方たちの作です。
大きいのは20cmくらいの大輪の朝顔！！
江戸時代から親しまれている、古風な朝顔もありました。





大輪のをパチリ☆





小石川後楽園ではゴーヤが天井からコンニチハしてましたが、
百花園ではそれが瓢箪に(笑)
とても立派な瓢箪で、たんたん狸が下げているのと同じくらい。





今日は朝早いせいか、人はまばらでのんびりと散策が出来ますね。
蝉の鳴き声も心地いいです。

園内の北側に掛かる橋から、スカイツリーを臨む。





少し歩くと、夏の風物詩を発見。
蝉の抜け殻です。
この細い植物の茎に登り、よく無事に脱皮できたものだと思いました。
他の場所でも抜け殻が多く見つかり、百花園は蝉の巣窟のようですね。





更に歩みを進めると、百合のお花らしき。
淡いピンク色で綺麗ですね。





百花園の名物である萩のトンネル、ここはまだまだですね。
萩は確か、9月のお花ですから。
一通り散策をしたので、清澄庭園へ向かうことにします。
バスで吾妻橋へ向かい、そこで乗り継ごうとしたのですが、
そのバスが行ったばかり。
待つ時間がもったいないので、予定を変更し旧岩崎邸に。

その前に、スカイツリーをパチリ☆
この付近に来ると、その威容を窺い知ることが出来ます。
旧岩崎邸へは浅草線と大江戸線を使い、御徒町から徒歩です。





旧岩崎邸は改装工事を終えたばかりと知っていたので、
その雄姿を眺めにと思ったのです。
足場が撤去され、邸宅の全貌が明らかに。
こんなにも立派な建物なのですね。





南の庭へ回り、正面をパチリ。





南の庭の一角にパラソルのあるテーブルが幾つかあり、
そこで暫し休憩です。
流石に革靴でここまで散策すると、ちょっとしんどいですね^^;

休憩を終えて、六義園へ向かうことに。
バスで春日に行き、そこから三田線で千石で下車です。

先ほどまで雲が出てきて雨が降りそうだったのですが、
六義園に着くころには雲が取れて夏の青空が広がりました。
暑いのか、散策している人はまばら。
そのなかで、ベンチに横になって日光浴している白人さん。
蚊に刺されているようで、大丈夫なのかな？？

お土産物屋さんには別の白人が、アメ玉など興味深そうに眺めてます。
背が高くて銀縁の眼鏡をかけ、聡明な顔立ちの女性。
弁護士ぽいような雰囲気で、なかなかの美人さんです。
思わず、いい写真撮れましたかと話し掛けてしまいました。
彼女は写真を撮らず、散策を楽しんでいるようです。
4月から日本に留学しているのですが、日本語は難しいようで、
英語で会話することに。
リトアニアからの留学生さんです。
私がリトアニアのことを知っていると、すごく喜んでいました。
ソ連から独立したバルト三国の一つで、琥珀が有名など話すと、
更に喜んでくれましたよ。
日本人はリトアニアがどこにあるかすら、知らない人が多いようで。
大学では経済学を専攻していると言ってました。
どうりで聡明な雰囲気なはずだ。
帰国したら地元の銀行に就職したいとお話してくれましたね。
日本の印象を訊ねたところ、街が綺麗なことに驚いてました。
特に庭園は美しいので、よく来るようです。
六義園は春の桜と秋の紅葉で日本でも有名と教えると、
春に来たころは何も知らずそれは残念そうでした。
お寿司は食べましたかと聞いたら、生のお魚は苦手で・・と。
やはり欧米の方にとって、生のお魚は敷居が高いようですね。
30分ほどいろいろとお話しし、彼女とはさよならしました。
お話してとっても楽しかったとお礼を述べると、
彼女は満面の笑みで握手してくれました。
欧米の方は表情が豊かなので気持ちを感じ取りやすく、
物事をはっきり言うのでお話ししやすいですね。
彼女みたいな美人さん、奥さんにしたいなぁ(笑)
私はその後、滝見茶屋で涼を取り、六義園を後にしました。

時刻はもう16時、今日の散策はこれでお終いです。