Bacchus Antiques

アムトランスさんのメルマガを購読しているのですが、
真空管オーディオ・フェアの案内が載っていました。
それが今日と明日、秋葉原の損保会館で開催されるのです。
最近の真空管アンプの動向を知ろうと、顔を出してみることにしました。

開館が10時なので、道中の六義園を散策してから行くことに。
早く行ってもバーゲンセール目当ての輩ばかりで並ぶだろうしね。
私はそもそもバーゲンには興味ありません。

六義園には、9時ちょっと前には到着。
正門には私一人だけでした。
久し振りに陽が差す休日なのに、みんなお出掛けしないのでしょうか？
一番乗りで入園は、気分良いですね♪
六義園では11月から紅葉のライトアップをするのですが、
木々はまだまだ青く効用とは無縁の様子。

緑生い茂る藤代峠に登ってパチリ。





ちょっと光の具合がよろしくないですね。
下山し、麓から藤代峠を臨む。





秋の青空は透明度が高く、ややパステルカラー。
8月の青空とはやや趣が異なりますね。

茶屋で休憩し、そろそろフェアに向かうとしましょう。
六義園から秋葉原の損保会館は地下鉄で30分ほど。
千石→神保町→淡路町のルートで行きました。

開館よりも数十分後に到着したのですが、まだ並んでます。
結構人気があるんですね。
損保会館の建物です。





入場には￥500-必要なのですが、整理券は2日間有効です。
興味のある講演がない限り、2日続けては来ないでしょう。
入って直ぐのバーゲン会場は、凄まじい熱気！





その一角にスピーカーのFOSTEXが、最新のバックロードホーンスピーカーをデモ。
ですが低域が全く出ておらず、スカスカ。
低域の少ないソースなのか、それともエンクロージャの設計ミスか？？
バックロードホーンて、もっと伸びやかで雄大な音がするはずなんですけどね。
低域が空ぶっているかのような感じです。
この再生音には、かなりショックを受けました・・。

バーゲン会場にせっかく来たので、バンテックさんでUSソケットを2つ購入。
6L6GAYシングルアンプに使うかもしれないので。
真空管などはざっと見た感じで、買いたい物は無かったです。

別のフロアでトランスの橋本が、
やはりバックロードホーンスピーカだったと思うのですが、
こちらはスケールが大きい音楽を奏でていました。
マーラーの交響曲だと思うのですが、低域から高域までバランスよく、スピード感も。
バックロードホーンて、こんなイメージがあるんですよね。
音離れが良いとでも言いましょうか。
音楽性の豊かさに、暫し聴き入ってしまいました。
そう言えば先日、橋本のH-20-3.5Uを買ったんですよね。
これを6L6GAYに充てようかな。

とにかく何処のブースも混んでいたので、早々と退散しました。
それにしても若い人は全然いませんね。
60以上のリタイヤ組ばかり。
これでは真空管アンプ業界は、斜陽産業になりかねないですね。
リタイヤ組なんぞ、あと何年アンプを作り続けられるか。
おっと、失礼m(__)m

今年はEL95 UL接続のシングル 真空管アンプしか製作していないから、
もう一台くらい製作しようかな。
カメラと旅行ばかりで、そっちに時間を割けなかったですからね。