Bacchus Antiques

NHKのニュースで、茨城県は袋田の滝が凍っているというのを知り、
毎年は観られない現象というので行ってみることに。
数日前に町の観光案内で滝がほぼ凍ったとあり、今が見頃のよう。

今回は日帰りで、地元の手打ち蕎麦と海の見える露天風呂に浸かり、
夕食は水戸の料亭でアンコウのお料理を愉しむプラン。
アンコウの旬は12～3月なので、そろそろお終い。
ここは是非とも、本場の北茨城まで行って食べてみたいものだ。

下のダイヤより一本早い上野東京ラインに乗車し、
取手駅で『ときわ路パス』というフリー切符を購入。
この切符、土・休日の1日間のみ茨城県内の鉄道が乗り放題。
(つくばEX、特急除く)





ちょっぴり贅沢に、大宮から水戸までグリーン車に。
水郡線は気動車で単線、普通車のみののどかな路線。
行き違い電車の待ち合わせが何度かあり、水戸行きの電車遅延の為、
袋田到着が15分ほど遅い時刻に。
お昼は手打ち蕎麦屋に向かう都合、
袋田発11:28水戸行きの電車に乗らなくてはならず、滞在時間が1時間弱。
次の水戸行きは13:55なので、
ここはタクシーを1時間貸し切り、袋田の滝へ。
日曜とあってかなりの込み具合で、駐車場はほぼ満車。
入場料￥300-を払い、長いトンネルを潜り第一展望台へ。
ここは滝を横から眺める位置。
遠巻きながらも滝が凍っているのが確認できる。





そしてまたトンネルを潜り、第2展望台へ。
ここは滝の真正面。
圧巻のスケールで滝の雄姿を臨める、最高のポジション。
滝は9割がた凍っており、初めて見る氷瀑にシャッター押しまくり^^;





結構見応えがあるのに、外国人観光客は殆どおらず。
もったいないなぁ。
地方はクレジットカードはもちろん、アリペイも使えないし
公衆無線LANが整備されていないから、足を運びづらいんだろうな。
英語表記の観光案内も整備されてないし。
こういった事に税金を使うべきである。

袋田の滝は第3展望台まであり、
そこが一番人気なのかエレベーターが20分待ち。
そこからは滝を見下ろすようなロケーションで、滝全体を観られる場所。
残念ながら次のダイヤに間に合わないので、止む無く断念。
ここは次の機会に取っておこう。

実は袋田の滝、入社1年目の夏の社員旅行で来たのだが、殆ど覚えておらず。
飲みまくった翌日に訪れたからかな^^;

水戸行きの電車がまだ15分ほど遅れており、その間に袋田駅をパチリ☆





自販機が無ければ、良い味出してる駅なんだけどなぁ(笑)

後台という無人駅で下車し、いざ手打ち蕎麦のお店へ。
なかなか分かりづらい場所にあるうえ、しかも何と臨時休業！！
個人でやっているお店って、これがリスクなんだよなぁ。
仕方がないので袋田方面へ少し戻り、木内酒造のダイニングへ。
14時少し前というのと、14:45発の水戸行きに乗らなくてはならず、
ここでは軽く季節の天ぷらのみを頂くことに。
ご馳走さまでしたm(__)m
この木内酒造、自分だけのクラフトビールを作れるそうな。
結構人気らしく、数十人の人が。

水戸からいわき方面へ行き、常陸多賀で下車。
ここでの滞在時間は1時間ほどなので、温泉までタクシーで。
帰りも同じ運転手さんで、迎えに来てもらうことに。

この温泉は人気なのか、駐車場はほぼ満車。
温泉の雑誌では見掛けたこと無いし、SNSで人気なのかな？
露天風呂は太平洋を一望でき、心地いい潮風と大海原を満喫♪
方角的に月の出が見られるから、満月の日にまた行きたいな。
露天風呂に浸かりながら、十五夜の如くおっきいお月さんを拝めるなんて、
想像しただけで幻想的である。

温泉を出たら、先ほどの運転手さんが待っててくれました。
常陸多賀から特急ときわで水戸へ向かい、そこからまたタクシーで
料亭の『山翠』へ。
間口は予想だにしていないほど狭く、初めて行くと通り過ぎてしまうかも。
時間をロスしない為にも、タクシーは有効である。

17時ちょい過ぎに到着したので、店内は数組のお客さんのみ。
案内されたのは、2階の一番奥の席に。
アンコウのフルコースを頼もうとしたのだが、こちらは2人から。
2人分の料金を払うとゴリ押ししようとしたのだが、通らず。
残念・・(>_<)
頼んだのは、前菜盛り合わせにお刺身、あん肝にアンコウ鍋。
アンコウ自体食べた記憶が無く、恐らく今日が初めて。
お刺身は身が締まっており、歯応えがあって紅葉おろしと中々の相性。
あん肝は海のフォアグラかと思うくらい、濃厚な口当たり。
脂がのっていて、ブラインドしたら海の幸と判らないかも。
最後はいよいよ本命のアンコウ鍋。
味噌とアラの絶妙な旨みが引き立ち、鍋好きには堪らん！
雑炊まで行きたかったが、いかんせん単品はボリュームが。
完食できず名残惜しい。





今夜もだいぶ冷えるだろうから、温まった体を冷やさぬようタクシーで。
水戸からは特急ひたちで上野へ。
今日はちょっとハードな行程だったので、ゆったりとグリーン車で帰宅。
水郡線に特急や快速があれば、もう少しゆっくりと出来ただろう。
今回は贅沢したので、また￥稼がないと。