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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:疑問符
拙が製作する真空管アンプの殆どが、+B電源のトランスと
ヒーターのトランスを別にして、計2個の電源トランスを用意している。 2個にするのは、漏洩磁束のキャンセル効果を狙ったものと、 音質的な観点からである。 ヒーターと+B電源のトランスを別にしたほうが、 音場の見通しが良いと感じるケースが殆どなのだ。 なので、ヒーター点灯用のヒータートランスの選定は、悩ましい場合も多々。 先日ご成約となりました、E83F カップリング・コンデンサーレス(ロフチン回路) 真空管アンプは、出力段がE83Fでドライバー段がローノイズのJ-FET。 E83Fのヒーターは、1本6.3V 0.3Aなのでステレオでヒーター電流が0.6A。 ところが、市販品のヒータートランスで0.6Aというのが存在しないのだ。 先のアンプでは、6.3V 1Aのトランスを1次側減圧して使用している。 何とも勿体ない話である。 そこで、トランスメーカーに6.3V-CT-0V 0.6Aでショートリング付きのを、 特注しようと思う。 サイズは、6.3V 1Aのトランスよりも一回り小さくなるはずだ。 6.3V 0.5Aのトランスの、コアの積み厚を若干増すだけで事足りると思う。 ショートリングとCT(センター・タップ)は、有った方が良いだろう。 プリアンプで使うかもしれないから。 100個の見積もりを取る予定だが、はたして幾らになるか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 21, 2021 06:27:11 PM
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