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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:お店情報
Bacchus Antiquesに出品中の真空管アンプやヘッドフォンアンプの、
音質を決定するグリッドリーク抵抗器は、 DALEのRN65Dを採用するケースが多い。 入手が容易な割に、生々しい音質が気に入っているから。 ただ、『D』というのは温度の安定性(温度係数)が100ppmと、 アキバで手に入るタクマンのREYよりも劣るのが気になるところ。 そこで思い切ってアメリカから、DALE RN70E4703Fを数百本購入。 RN70Eは日本国内では手に入らないみたい。 こちらは安定度が25ppmと、測定機に使うレベル。 しかも、65シリーズよりも1ランク上の定格熱容量。 熱容量の大きい抵抗器を使うと、音楽のスケールが増すような、、気がするんですよねー。 数値で表現できないのがもどかしい! 拙の読みでは、温度係数が優れているほど音の安定度が増すとみている。 例えば、大信号入力時にジュール熱により抵抗器が発熱→抵抗値の変動→ 増幅度の僅かな変化が発生→原音に対して再現性が劣化する。 という理由から、温度係数の小ささと音質の高さは逆比例すると睨んでいるのである。 8JV8 シングルアンプでは、TKDのRN65E抵抗器をグリッドリークに 使っているのだが、聴感上の歪が少ないような・・、気がする!! 気がするばっかでスマン、m(__)m バイアス値は3V弱と僅かながら、上記の考えで採用した次第。 気になる方は、K無線さんで扱っているTKDのRN75Eを試してみては? イヤな音の出ない、非常に素直で情報量が多いと感じる抵抗器である。 これは拙常用アンプの、EL95 UL接続シングル・パワーアンプでも確認済み。 ただ、メチャでかい!!! 今回は大量購入で単価を下げることができたが、 2本購入だけとなると数百円の価格になってしまう。 中級機以上のモデルに採用して行こう。 ECL84+PMF-6WS シングルアンプを計画しているのだが、それに搭載だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 10, 2021 05:19:23 PM
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