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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
製作中のEF80 UL接続パワーアンプ兼ヘッドフォンアンプは、
6U8Aパワーアンプと似た構成。 そのアンプにヘッドフォンを試しにクリップで接続したら、 思いの外ハムが少なく、力強い音楽に魅了させられて。 電源トランスにショートリングを巻いたら、もっとハムが少なくなるのでは? それがEF80ヘッドフォンアンプの製作に繋がりました。 EF80アンプのバラックの実験では、106dBのヘッドフォンにて ハムが極僅かに聞こえるレベル。 その時の想定真空管内部抵抗は、局部帰還の効果を見込み1.8kオーム。 実際は強力な局部帰還により更に内部抵抗値が低くなるはずなので、 ハム音はもっと小さくなるでしょう。 試しに、ショートリング付きのPM-25070Mに交換したら、ハムは極小に。 限りなくゼロハムに近い状態です。 そこで、実際にEF80アンプに搭載する電源トランスに、 ショートリングを装着することに決定。 万力や100W半田ごて、木ハンマーなどで丁寧に作業。 手抜きせず、バンドカバーの内側にしっかり巻き付けしました。 外側に巻いた場合、巻きが甘くてショートリングがずり落ち、 高圧側の端子をショートさせたら大事故に! 製品なので、そうなるかもしれないと想定して製作するのが大切です。 同じ電源トランスがあと10台あるので、カバー剥がしてひん剥いて、 ショートリングを巻くとしましょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 10, 2021 12:47:49 PM
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